正しく理解してる?妊娠中期に眠気が起きる3つの原因と4つの対処法

baby-1151345_640妊娠中期と言えば、ほとんどの人がつわりから解放され、心身ともに快適に過ごせる時期です。「安定期」とも呼ばれますね。

しかし、妊娠中期に異様な眠気に襲われる人も少なくありません。私も妊娠中期、体がだるい時期がありました。今回は妊娠中期に眠気が出てくる原因や対処法などをお伝えしていきます。

妊娠中期の眠気はなぜ起きるの?

妊娠中期に眠たくなるのには大きく分けて3つの理由があります。順に紹介します。

ホルモンの影響

妊娠すると、プロゲステロンという女性ホルモンがたくさん分泌されるようになりますが、これは妊娠初期だけではなく、分娩まで増加し続けます。

そしてこのプロゲステロンが眠気、だるさの原因になるのです。月経前症候群で月経前に体がだるくなったり、イライラしたりする人も多いと思いますが、それもプロゲステロンの影響なのです。

胎児の成長

妊娠中期になると、赤ちゃんの成長スピードがどんどん速くなっていきます。胎児の体重は妊娠5か月で約200g、6か月で約500g、7か月には約800gにもなります。

これだけ急速に成長すれば、妊婦さんの体に負担がかかるのも当たり前です。その体の疲れが眠気につながることも多いようです。

しかし、毎日接している体だから、「疲れていることに気づかず眠気だけがくる」ということもあります。私も実はそうでした。「まだお腹も目立たないし、大丈夫!」と思っても、体は悲鳴をあげているかもしれません。

体が発するサインを無視せず、無理をしないでくださいね。

鉄欠乏性貧血による眠気

妊娠中は貧血になる妊婦さんが非常に多いです。貧血になると体がだるくなり、それが眠気につながることもあります。

眠気の対処の仕方は?

眠気の原因を見ていきましたが、では眠気が起きた時どう対処すればいいのでしょう?私の体験談も交えてお伝えしていきます。

我慢せず眠るのが一番!

初産の方など眠る環境にある人は、眠いときは思い切って寝た方がいいと思います。

私自身の話をすると、妊娠中期からの時期は寝られる日は1日10時間近く寝ていたと思います。旦那の帰宅時間が遅い関係で、夜寝るのはいつも深夜1時か2時。その後7時に起きて旦那のお弁当を作り見送り、また8時から12時くらいまで寝るという生活でした。

旦那が働いているときに寝ていることに罪悪感を感じ、二度寝をやめようとした時期もありました。しかしそうすると昼間眠たくて眠たくて一日中だるくしんどかったので、無理して起きているのはすぐにやめました。

「私は無理をせずに寝るのが仕事!」と割り切って寝ていました。

夜熟睡するように努める

夜の睡眠が浅いと、どうしても昼間眠たくなってしまいます。と言ってもこの時期は頻尿で夜中に何度も起きて困っている妊婦さんも多いはずです。

夜寝る前は利尿効果があるお茶などのカフェインを含む飲み物を摂らないようにしましょう。また、入眠をよくするために、アロマを焚いたり抱き枕を使ったりして、環境を整えることもオススメです。

運動をする

昼間眠たくなってしまったときは、思い切って体を動かすのも一つの手です。運動をすると眠気が取れることが多いです。オススメの運動はウォーキングです。

私は眠気対策というより体重管理のために始めたのですが、一日7000歩くらい歩くようにするととても体調がいいです。冬は寒くて歩きたくないという人は、ショッピングモールを歩いてみるのはどうでしょう?ウインドウショッピングを楽しみながら運動ができますよ。

そして、歩くときのモチベーションアップになるのが歩数計です。スマートフォンをもっている人は、アプリをダウンロードするといいです。ちなみに私が使っているアプリはマイメロディーの歩数計です。可愛くて、頑張りたくなります。キティちゃんのものも可愛いです。

鉄分を摂る

貧血が原因の眠気に有効です。肉や魚、大豆製品といった鉄分を多く含む食材を積極的に摂ってみてください。

最後に

妊娠中は、普通の体ではありません。妊娠中期の眠気はよくある症状でもあるので、「怠けている」とは思わずに上手に眠気と付き合う方法を是非見つけてくださいね。

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