妊娠が判明すると、嬉しさと同時に「どのように過ごせばいいのか」と戸惑ってしまう人も多いと思います。今回は妊娠初期に気をつけることを詳しくお伝えしていきます。
目次
ストレスをためないようにしよう
妊婦にとってストレスは大敵です。ストレスによって引き起こされる様々なマイナートラブルもあるし、せっかくの幸せな妊娠期間を快適に過ごしたいですね。ではどうやってストレスをためないようにすればいいのでしょうか?
激しい運動は控え、ゆったりと過ごそう
運動はストレス軽減に役立ちますが、妊娠初期は赤ちゃんのベッドである胎盤も完成されていないので、激しい運動を控えた方がいいです。
その代わり、体に負担にならない好きなこと(読書、音楽鑑賞、編み物など)をしてゆったりと過ごすといいですね。アウトドアの人は妊娠を機に、自分の趣味を発掘してみるのも面白いかもしれません。私はTSUTAYAで様々なドラマや映画を借りて見ていました。
「しなければならない」ではなく「したいこと」を思いっきりしてリラックスして過ごしましょう。
職場に妊娠報告をし、協力してもらおう
働いている人は「職場への妊娠報告はいつすればいいの?」と悩むかもしれませんが、できるだけ早く言うことをお勧めします。
つわりの影響で、妊娠前と同じように働けなくなるかもしれないからです。私もつわりが辛かったので、赤ちゃんの心拍が確認されたらすぐに伝えました。心拍は6週から8週頃に確認される人が多いです。
妊娠中の私は、高校の非常勤講師と家庭教師を掛け持ちしていました。私が勤めていた高校は前期後期制で、妊娠発覚の時期が前期の終わりだったので「後期からコマ数を減らそう」と上司が配慮してくれて、とても助かりました。
家庭教師ではどの家庭でもすごく親切にしていただき、精神的な支えになりました。
旦那さんに家事を手伝ってもらおう
つわり中はとにかく体を動かすのが辛く、家事ができないという人も多いです。私もそのうちの一人でした。もしも旦那さんに余裕があったら、どんどん家事を手伝ってもらいましょう。
私の旦那は平日忙しく、家事があまりできなかったので、土日によく手伝ってもらいました。また、実家のお母さんに来てもらうのもいいですね。「私がやらなきゃ」と責任を感じることは全くありません。妊娠はそれだけで大仕事なのです。
食べ物・飲み物に気をつけよう
妊娠すると、食べられるものや飲めるものが制限されます。簡単に紹介します。
食べるといいもの
妊娠初期はつわりで食べられるものが限定される人が多いので、基本的に食べられるものを食べていれば大丈夫です。赤ちゃんはまだ母体に蓄えられた栄養で育っているので、発育の心配も無用です。私も1か月ほど果物と飲み物しか口にできない時期がありました。
しかし、つわりが軽かったり食べづわりだったりする人は、栄養のバランスを意識しつつ、以下のものを積極的に摂るといいです。
・緑黄色野菜や果物、豆類など、葉酸を多く含むもの
・赤身肉や大豆製品、ほうれん草など、鉄分を多く含むもの
・乳製品などカルシウムを多く含むもの
食べるとき・飲むときに注意をしたいもの
私が妊娠中に食べすぎないようにした食材は、マグロのお刺身、レバー、うなぎです。マグロには水銀が多く含まれ、レバーとうなぎに含まれるビタミンAは摂りすぎると胎児に悪影響だからです。
必要がない限り食べないようにしていました。それから、生肉は絶対NGです。1回食べただけでも胎児に影響が及ぶ可能性があります。
飲み物ですが、カフェインをあまり摂りすぎないようにしていました。カフェインはカルシウムを体外に排出させてしまうからです。コーヒーなら1日2杯までです。
麦茶にはカフェインが含まれていないので、麦茶ばかり飲んでいました。また、お酒を飲んではいけないのは言うまでもありません。
市販薬は飲まないように
市販薬の中には、胎児に深刻な悪影響が出る成分が含まれているものもあります。安全とされるものもありますが、飲まないに越したことはありません。もしどうしても飲みたいなら、医者の許可をもらいましょう。
自己判断は絶対にダメです。ちなみに私はひどい便秘症ですが、妊娠してからは市販薬ではなく病院の薬を飲んでいます。
水分をきちんと摂ろう
妊娠すると子宮が膀胱を圧迫し、頻尿になる人が多くなります。すると、ついつい水分を控えたくなりますが、それはやめましょう。
妊娠中は血液の量が増えるため、水分を摂らないと血液がドロドロになってしまうからです。私も妊娠初期に水分をきちんと摂らなかった日があったのですが、その日に脳貧血になって倒れてしまいました。
循環していた血液がうまく脳に流れていかなかったためです。妊娠時は非妊娠時より多くの水分を必要とするので、意識して摂るといいですね。
最後に
妊娠するともう普通の体ではなくなり、制限されること、気をつけなければならないことが増えてきます。
しかし、「最低限これだけは」というのを守っていれば、あまり神経質にならなくていいのかなと思います。是非ゆったりとした気持ちで、素敵なマタニティライフを送ってくださいね。