いつまで続く?産後の生理不順を改善するために取り入れたい基礎的な3つの対処法

person-690033_640私は産後10カ月間生理がありませんでした。完全母乳育児でしたので、母乳分泌を促すホルモンの作用でなかったのだと思います。

一方、母乳をあげているのに産後1カ月で生理が戻る人もいます。個人差があるのであまり気にしないことです。断乳後1~3か月ぐらいまでは生理は不規則になることがあります。

母乳をあげていたら妊娠しない?

母乳をあげていると、母乳分泌を促すプロラクチンというホルモンの関係で生理は止まります。

私は完全母乳育児で母乳量も多かったので、しばらく生理はこないだろうなと思っていましたし、10カ月目で再開した時に「早いな」と感じたくらいです。

しかし、再開したからといってそれから順調に毎月あったわけではなく、あったりなかったりと生理不順もいいところでした。3年以上母乳を出していましたし、二人目の妊娠は考えていなかったので、特に病院にかかることもなくそのまま自然に任せていました。

産後一カ月で生理が再開する人もいます

完全母乳育児でも,早い段階で生理が再開される人もいます。

私の友人は年子で出産しましたし、妹も出産はしていませんがやはり一カ月半で戻ったそうです。友人の場合は妊娠していますから、産後の生理が順調だったということになります。

つまり、生理の再開には個人差が大きく関わることがあるので、他人と比べてることはほとんど意味がありません。生理がなかなか戻らなくても焦らないで大丈夫です。

産後の生理不順になる3つの原因

産後、生理不順になりやすい原因は主に3つ考えられます。

(1) プロラクチンホルモンの影響

母乳分泌を促すホルモンなのですが、その影響で生理が止まってしまったり、生理がきにくくなります。

(2) 母乳育児

母乳育児が長くなれば、生理再開も遅くなる傾向にあります。産後1年以上戻らないこともあります。

(3) ストレス

初めての育児で疲れますし、母乳育児はどうしても睡眠不足になりがちです。生活の乱れから生理不順になります。

生理不順を改善する3つの方法

二人目の妊娠を考えている人にとっては産後の生理不順は困りものです。生理不順を改善するために必要なことは以下の3つです。

(1) 食生活を見直す

栄養バランスが乱れると生理不順になるのは当然のことです。

授乳中はとくに鉄分、カルシウム不足になりがちで貧血に悩まされるママもいると思います。鉄・カルシウム強化の牛乳やサプリなどを利用するのはおすすめです。

(2) 睡眠の質を高める

授乳中は夜中に何度も起きなくてはいけないのでどうしても睡眠不足になりやすいのですが、睡眠不足が続きますと風邪を引ひきやすくなるなど抵抗力が落ちやすいです。

できるだけ眠れる時間は寝るという生活スタイルを習慣づけましょう。

(3) メンタルケアを意識する

生理不順はストレスが原因のことがとても多いです。思っている以上に女性の体と心はデリケートです。ショックなこと、心配ごとがあると生理が遅れたりすることは妊娠前でもありませんでしたか?

産後の育児、孤独になりがちな時期でもあります。何か自分なりの楽しみを生活の中に見つけることが大切です。(私は再放送の時代劇を毎朝見ながら洗濯物を干すのが楽しみでした。この時期だけのことで現在はまったく観ていませんが・・・)

産後1年ぐらいは気にしない

産後1年ぐらいは母乳育児の影響もあり生理がない、あっても周期が安定しないというのはよくあることです。他に体調が悪いとかでないのならば気にしなくても大丈夫です。

私は産後10カ月で生理は再開したものの、2~3カ月生理がなかったり、半年ぐらい止まったりと4年間は完全な生理不順でしたが、現在は元通りです。

妊娠前より生理が順調になるといいますが、私もそうでした。順調になったおかげでそれまで感じたことのない生理痛というものを産後から体験するようになったぐらいです。

妊娠前は無排卵性月経の時も多かったので生理痛はほとんどありませんでした。

出産経験によって一時的に生理不順になることもありますが、徐々に回復していくので心配しなくても大丈夫ですよ。
どうしても気になる、早く再開させたい場合は婦人科で相談してみるのもいいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする