妊娠初期のヨガに流産の不安を抱えている人が知っておきたい染色体の話

running-573762_640妊娠が判明したとき、体を動かすのが好きな人は妊娠中も運動を続けていいのか迷ってしまうかと思います。特に妊娠初期は体の機能が作られる大事な時期。

でも、運動を全くしてはいけないわけではないのです。ここでは妊娠初期の運動について、知って欲しい知識をお伝えしていきます。

初期の流産のほとんどは胎児の染色体異常

まず押さえてほしいことがあります。

流産の80%は妊娠初期(特に12週まで)に起きるため、初期は非常に流産を起こしやすい時期です。しかし、初期の流産のほとんどは胎児の染色体異常によるものです。

つまり、受精した瞬間に運命が決まっているので「運動したから流産になった」というケースはほとんどありません。もしも妊娠初期に運動をし流産になったという人がいても、その赤ちゃんはもともと運動をしようがしまいが死んでしまう運命であることがほとんどなのです。

実際多くの人が妊娠が判明する直前まで身体を動かしています。中には走ったり跳ねたり体をひねったりと、すごい運動量をこなす人も少なくありません。

妊娠初期に運動するメリット、デメリット

上記に運動と流産の因果関係は少ないことをお伝えしましたが、やはり妊娠がわかってからは激しい運動は控えた方がいいです。少しづつ運動量や内容を変えていくタイミングです。

運動するメリット

妊娠中はホルモンのバランスや行動の制限によるストレスが溜まりやすいです。適度な運動はストレス解消になり、母体にも赤ちゃんにも良い影響を与えます。マタニティヨガはこれらを満たすための運動といって良いでしょう。

また、妊娠初期は赤ちゃんのベッドである胎盤が作られる大切な時期ですが、適度な運動は血行をよくするので子宮の代謝を促進させる効果もあります。すると赤ちゃんに栄養が届きやすくなるので、赤ちゃんが順調に育ちやすくなるのです。

運動するデメリット

これは「運動するデメリット」というよりは、運動への気を付け方とでも言うべきでしょう。一言で言えば、激しい運動はNGです。当たり前すぎますよね。

妊娠初期に激しい運動をすると、胎盤が子宮からはがれてしまう恐れがあります。特に妊娠初期は胎盤の安定性が悪いので注意が必要ですが、安定期に入っても激しい運動は控えた方がいいでしょう。

妊娠初期にマタニティヨガはおすすめ

初期段階でできる安全な運動としてマタニティーヨガはオススメです。運動不足を防ぎ、血行を良くする効果があります。

産婦人科や市で開講しているところもあるのでチェックしてみましょう。私が今教えに行っている通っている産婦人科では1回300円で1時間のマタニティーヨガを受けることができます。とても安いですよね。

一通りの流れが分かれば、後はお家でもできますし、定期的に教室で受けることで、より質を高めた内容も実践できます。

妊娠初期に避けたい運動

妊娠初期に避けたい運動は上下に飛び跳ねる運動です。ジョギング、バレー、トランポリンなどがこれに当たります。私がやっていたテニスも全力で走らないといけないので避けたいです。

つまり、激しい運動全般…と言いたいところですが、妊娠前から継続的にやっていた運動は体に負担が少ないので許容範囲だそうです。しかし、それでも無理をして動き回るのは良くないです。

最後に

初めての人には、よく「流産の危険はないですか?」との質問をされることがあります。不安な人には最初に説明した染色体の話をします。しかし、それでも不安が消えない人もいるものです。

そういう人には、体験してもらって自分の身体で感じてもらうのが一番です。大切なことは、不安が不安を膨らますこと。マタニティヨガは万全ではありません。不安が消えない人は違う運動のカタチもありだと思います。

ただし、多くの方が問題なく妊娠初期からマタニティヨガを通して運動できていますので、現状で不安な人は安心してもらえればと思います。

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