母乳育児中、母乳をを何歳まであげるのか、いつ止めるのかというのは気になるところでした。ママの都合で止めることは断乳、赤ちゃんが自然と離れて止めるのが卒乳といいます。
仕事や体調であげたくても止めなくてはいけない場合もあります。私はそういったことがなかったので、最初から卒乳を選択していました。
卒乳の流れ、メリット、デメリットなど説明していきたいと思います。
目次
そもそも卒乳って?
卒乳とは赤ちゃんが自ら母乳を必要としなくなりほしがらなくなることで、自然に任せることです。
母乳育児は1歳まで?
母乳育児中に「母乳は栄養がなくなる、1歳までに離乳食を完了させなさい」と何人かの人に言われました。
確かにお母さんが栄養のないものを食べてばかりいる、体に悪いものを摂っている、それだと母乳は栄養不足になるかもと思いますが
通常だったら1歳はまだまだ母乳が必要だと個人的に思います。
小児科で健診に行きましたが発育状態に問題はなく、一度も「母乳を止めてください」と言われたこともありません。
自我が目覚めれば自然と離れる
卒乳の目安は赤ちゃんそれぞれでしょうが、通常は1歳半ぐらいか目安だそうです。しかし、2歳を過ぎても離乳食でしっかり栄養もとれているのであれば無理やり母乳を止めさせることはありません。
心が落ち着く、甘えたい、安心したいだけで吸っている場合もあります。自我が目覚めたら自然に欲しがらなくなりますので、特に心配する必要はありません。
私は3歳をすぎても夜寝る時に母乳をあげていました。何歳まで?と思っていましたが、ある日から急に「いらない」と意思表示して飲まなくなりましたし、欲しがらなくなりました。
卒乳のメリットとデメリット
卒乳にするメリットは色々ありますが、自然に任せるメリットは主に3つあります。
(1) 赤ちゃんも自分も精神的、肉体的に楽である
まず、まだ出る母乳を止めるのは、ママはおっぱいが張って苦痛です。赤ちゃんは飲みたいのにもらえないので精神的にストレスです。
卒乳は赤ちゃん自身が納得いった上で母乳を飲まなくなります。母乳の出が少なくなっているからあきらめるというのもあるかもしれません。いずれにせよ、双方に負担が少ないのです。
(2) 母乳育児を長く楽しめる
卒乳の翌日以降、母乳をあげなくなったことで胸が張るのかと心配していましたが全く大丈夫でした。しこりや痛み、熱っぽさ、一切ありませんでした。
そして長い期間の母乳育児がポジティブでいい思い出として残りました。
(3) ママの更年期が軽くなる効果がのぞめる
母乳育児中は生理が止まります(なかにはすぐに再開する人もいます)。私も産前産後と合わせて2年くらいは生理が止まっていた計算になります。
生理がないので卵巣は休んでいる状態です。授乳期間が長いと更年期障害が軽くなる傾向にあるという説もありますし、閉経後のガンになる確率も低いとも言われています。
デメリットは?
デメリットは私自身は一切なかったのですが、あえてあげるのならば、母乳をあげる時間がとられるとか、離乳食を食べたがらないとかそういったことだと思います。
仕事やライフスタイルなどで支障が出る場合は断乳という流れになるのも仕方ないことです。
卒乳の進め方とその後
卒乳の進め方ですが、私の場合は母乳をあげる回数を減らしていきました。日中に欲しがっても「夜寝る時だけね」と言ってみました。
そこで嫌がればあげますが、子どもはそれで納得しましたので問題ありませんでした。夜寝かせる際は昼の約束通り満足いくまであげましょう。
卒乳後の母乳は?
卒乳してから、1週間に一回ぐらいでしょうか、時々お風呂で少し絞ってみて母乳が出るかどうか様子は見ていました。
張らないので絞る必要はないのですが、詰まりなどを起こして乳腺炎になるのが嫌だったので少し絞って捨てて・・・という具合で詰まらないようにしていただけです。吸われなくなると徐々に出なくなります。
私は卒乳に関していくつかのサイトを見たりしていましたが、その中でも初めての卒乳は卒乳についてとても分かりやすくまとめられています。参考にしてみると良いと思います。