母乳育児中のお出かけ時、哺乳瓶や粉ミルク、魔法瓶に入ったお湯など持ち歩く必要もなく、さっと授乳することができるので「あー、母乳育児でよかった」と思う人は多いです。
ただ当然ですが、授乳する姿を周りの人には見られたくありません。器用な人は、洋服だけで隠してささっと授乳していますが、状況によってはうまくいかないことも。。
- 授乳時の不便さを無くしたい
- 外出時にあまり荷物を持ちたくない
そんな時は授乳ケープがとても役に立ちます。そこで今回は授乳ケープについて、タイプや作り方についてまとめたいと思います。
目次
外出時にとても便利!
当時の私は、赤ちゃんの抱っこにスリングを使っていました。なのでそれを使って授乳ケープがわりにして周囲に見えないように授乳をしていました。
外出した際に、大型ショッピングセンターのようにどこでも授乳室があるとは限りませんので、授乳ケープを携帯しているととても便利です。
授乳ケープには3つのタイプがあります
周りに授乳している姿を見せないようにするための授乳ケープには、ポンチョ型、ストール型、エプロン型と、大きく分けて3つのタイプがあります。
(1) ポンチョ型
ポンチョ型とは、すっぽりかぶるタイプのものです。美容室でかけてもらうビニールカバーがありますよね。あのような感じで全部覆ってしまうので、周りからお腹や背中が見えないので安心です。
赤ちゃんも隠れてしまいますのでママの顔が見えないと、赤ちゃん自身が嫌がる場合もあるかもしれませんね。
(2) ストール型
ストール型とは、文字通りストールタイプの授乳ケープのことです。
このタイプの授乳ケープは、授乳以外にもマフラーとして使ったり、赤ちゃんが眠った時にかけてあげたりと布団として代用できること、またたたんでコンパクトにカバンに収納できるという利点もあります。
(3) エプロン型
エプロン型は背中は見えてしまいますが、赤ちゃんと目を合わせて授乳ができるのが最大のおすすめ要素です。ただし、ワイヤー入りなので持ち運びに少々かさばります。
Amazonや楽天で見たところ、3つの中で一番人気はこのエプロンタイプです。やはり赤ちゃんの顔を見ながら授乳することができるのでママも安心できるからではないでしょうか。
赤ちゃんの顔が見える人気のエプロン型が気になる方は、こちらもどうぞ。
機能性でおすすめなのは、「ストール型」
授乳ケープの中では、何通りにも使える授乳ストールタイプがおすすめです。その理由は大きく2つあります。
(1) 授乳ケープ以外にも豊富なバリエーション
ストール型は広げてしまえば一枚の大判の布地ですから、授乳時以外にも使えるという点が一番おすすめなところです。
赤ちゃんをおんぶしてその上から羽織っても使えたり、冬は暖かいし、夏は紫外線対策にもなります。床に敷けばマットとして使えますし、赤ちゃんが寝てしまえば毛布がわりにかけてあげることもできます。ママのマフラー、ショールなど防寒アイテムにもなります。
(2) 収納が楽チン!
たたんでしまえばコンパクトに収納できるところも嬉しいところです。赤ちゃんを抱えて動く時はできるだけ荷物は軽い方がいいし、少ない方が楽です。ですから一つの物で何通りにも代用でき、使わない時はいつでも片づけられるストール型はおすすめです。
手作り授乳ケープもあり
手作り好きのママは赤ちゃんのスタイやおくるみなど作られると思います。授乳ケープは一枚の布地ですから、裁縫が苦手な方でも思った以上に簡単に手作りできてしまいます。
手作り授乳ケープのメリット
手作りのいいところは、好みのデザイン、布地で作れることです。また世界に一つだけのオリジナル作品ですから、ほかの人とかぶったりすることもありませんよね。
既製品は確かに縫製などしっかり作られていて物はいいと思いますが、自分で生地の柔らかさまでは選べません。布地屋さんにはダブルガーゼ、フランネ ルと肌に柔らかい素材の生地がたくさんありますから自分好みのものを選んでお気に入りの授乳ケープを作ってみられてはどうでしょうか。
ミシンがあると楽かも
作り方は無料で公開されている型紙を使ったり、自分で適当に製図したりと人それぞれ自由に作られていると思います。
基本的に直線縫いだけで作れると思いますが、大きいものなのでミシンがあった方が便利です。でもミシンがないと絶対作れないというわけでもありませんから、持っていない人は気長にちくちく縫って作ることも可能です。
下記で無料公開しているサイトもご紹介しますが、まとめサイトで自分好みのものを見つけてみるもの良いですね。
手作りを考えている人に見て欲しいおすすめ2サイト
手作り派の方必見。これから授乳ケープを作ろうと思っている方に、参考になるサイトを2つ上げてみました。
●授乳ケープの作り方・ナーシングカバーの作り方
●授乳ケープを手作りしよう
お気に入りのデザインと布地で作るのも楽しいかも知れませんね。ぜひ参考にしてみてください。