母乳育児中は2500キロカロリーを目安に!母乳時期に気を付ける食事の注意点4つ

steak-1148992_640私は妊娠中から、完全母乳で育てたいという思いがありました。母乳育児も何歳まであげるのか、人によって意見はさまざまです。

「1歳過ぎたら栄養はないから断乳しなきゃ」と進めてくる人の多かったことを思い出します。それは昔はそう指導されていたからだと聞きます。

親世代からそう言われて、同年代のママ友も同じようなことを言ってくる人がいました。私は必要があるから出ていると思っていましたので、実は3歳4か月まで母乳をあげていました。もちろん一日中あげているわけではなく、夜寝る前だけ。心の栄養だったと思います。

三食はしっかり食べていましたので、小児科の健診で母乳を止めるように言われたことや発達の問題も一切ありませんでした。母乳育児は母子にとっていいことだらけで、できるだけ長く楽しく続けたいと思っていました。

食事面や生活面で気をつけていたこと、感じたことなど紹介していきたいと思います。

食事で気にすることは?

(1) 一日2500キロカロリーを食事から

母乳育児中は2500キロカロリーを食事からとりなさいと言われています。これはアスリート、肉体労働者の方と同じくらいと考えてもらってよいです。母乳を出すということはすごくエネルギーを使うことなんですね。

500キロカロリー消費するにはジョギングを10キロ(体重が50キロの女性の場合)しなくていけません、母乳育児中は毎日10キロ走っているようなものです。なので普段の食事がとても重要です。

(2) 鉄、カルシウム、たんぱく質を中心に

母乳は血液から作られます。それを考えますと、妊娠中以上に鉄、カルシウム、たんぱく質を意識して摂取する必要があります。

お母さんが食べたものがそのまま母乳になるわけですから、質のいい食事を心がけることが大切です。甘い物、油っこいものばかり食べていると高脂肪乳になってしまい、赤ちゃんが肥満になってしまうというのは簡単に想像できますよね。

食事メニューのおすすめは?

(3) 和食が一番バランスが良い

母乳育児中、おすすめの食事といえば和食です。例えば、簡単な朝ごはんのメニュー例としては納豆ご飯、野菜のお味噌汁。母乳育児には水分をしっかり摂ることも必要ですから、お味噌汁など汁物で水分も補給できますね。

これに、卵やフルーツ、ヨーグルトなど付け合わせはお好みです。鉄分、カルシウム強化の牛乳は手軽に栄養が補給できますのでおすすめです。

アレルギーの心配があるので授乳中は一切摂らないという方もいますが、私は気にせず乳製品は摂っていました。今はないけれど出たらどうしようと気になるという方は乳製品、卵は様子を見ながら食べる方がいいと思います。

ダメな食事ってある?

(4) 高脂肪母乳にならないように注意!

お母さんが食べたものがそのまま母乳になるわけですから、甘い物や油っこいものばかり食べていたら、高脂肪母乳になってしまいます。赤ちゃんが必要以上に太ってしまいますよね。

揚げ物、甘いお菓子、高カロリーな食べ物。コーヒー、紅茶などカフェインが含まれた飲み物は極力控えることです。

お酒、たばこなんてもってのほかです。「少しぐらいいいでしょう」と言う人もいますが、絶対に止めてほしいです。

いつまで母乳をあげるの?

母乳育児の期間は人によってそれぞれです。半年で止めてミルクにする人もいれば、私のように自然と卒乳するまではずっとあげてもいいと思う人もいます。

人によって言うことも違うので、個人的には自分で決めていいと思っています。3歳4か月まで毎晩寝る前に「おっぱい」と言っていた娘ですが、自然とほしがらなくなりました。ちょうど母乳も出なくなっていたのかもしれません。

自然と卒乳でしたので、断乳時の痛み、辛さとはまったく無縁で気楽なものでした。母乳育児を続けたいのに周りの目が気になるという方には、気にせず思う存分母乳をあげてほしいなと思います。

赤ちゃん目線を理解できると楽

内容が昭和で古いと感じる部分も正直ありますが育児本でおすすめといったらこれです。
気持ちがすごく楽になりました。

  • 定本育児の百科 (岩波文庫)〔全3冊セット〕松田道雄
  • 私は赤ちゃん 私は二歳 (岩波新書) 松田道雄

こちらの2冊は赤ちゃんの目線で書かれてあり読み物として面白いです。最新情報は雑誌やネットで取り入れることはできますが、育児本も手元にあると安心できます。

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