生理は産後いつから?母乳かミルクかで最大5か月は生理再開の時期が違います

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多くの女性の悩みである生理や生理痛ですが、妊娠を機に産後まで生理が来なくなります。産後、生理が再開する事により経血の量や生理痛の重さに変化が出ることは珍しい事ではなく、実は意外と多いんです。

それでは産後生理が再開するまで、どの位かかるのでしょうか?また生理痛の変化などはどのような例があるのでしょうか?

実体験を交えて詳しく解説していきます。マタニティママさんや産後生理がまだ始まっていない方は是非参考にしてみてください。

産後の生理再開は大体いつ頃?

母乳とミルクで異なる生理再開の時期

基本的には産後10ヶ月以内に生理が再開されることが多いそうです。

授乳中の方はプロラクチンと言う女性ホルモンの影響で、産後6ヶ月から10ヶ月で生理が再開する方が大半です。断乳後は1ヶ月から3ヶ月程で生理が再開されます。

ミルクの方は授乳中の方とは異なり、女性ホルモンの影響も低い為、産後2ヶ月から4ヶ月で生理が再開する事が多く、授乳中の母乳をあげているママさんよりも早めに生理が再開すると言われています。

しかし、夜だけ授乳をしている方や、授乳の状況などによって再開時期も異なってくるため、あまり焦る必要はありません。産後1年半を過ぎても生理が再開しない場合や、断乳後は3ヶ月以上経っても再開しない場合は産婦人科医に相談してみると良いでしょう。

ストレスによる影響

ストレスにより生理が来ないという事は産後に関係なく、産前でも良く起こりうることですが、産後は特に様々な要因が重なりストレスとなって生理に影響する事があります。

出産という大仕事を終え、育児が始まり、育児によるストレスや疲労、生活サイクルなどの変化、不眠などにより、産前にはなかった変化が女性ホルモンのバランスを崩し、生理の再開が遅れたり、生理の周期を乱すといったことに繋がります。

産後は自分自身が思っている以上に心も身体も繊細で、デリケートな為様々な影響に対してダメージも大きくなります。前向きな気持ちを持ち、少しでも産後のストレスなどのダメージを軽減させる為に息抜きをする、といった事などもとても大切な事ですね。

産前、産後による出血量の変化

産前と産後に出血量が変化する事は珍しい事ではありません。出産をする事により、子宮内の環境や女性ホルモン等の変化も起こってくる為です。

例えば、生理の平均期間が5日程度だった人が日数が短くなったり、長くなったりと変わっていく方も多いです。他にも、生理痛が重くなった、軽くなったなどの変化や、経血量の変化が起こる事もあります。

実際に私は産前、生理の期間が3日程度で経血量も多めだったものが、産後3ヶ月で生理が再開し、生理の期間が5日程度へと変わりました。経血量は産前に比べ軽減し、生理痛による変化はあまり無く、産前と同程度の生理痛がありました。

女性の身体はデリケートな為様々な要因により生理の変化が起こりますが、出血期間があまりにも長い場合や出血の色などに変化があり心配な場合は医師の受診をオススメします。

まとめ

産後、生理の再開が遅いのでは?と考え始めるのは産後1年半程が経過してからでも遅くありません。あまり焦らず気長に待ちましょう。

また、母体に負担を掛けない為にも、育児によるストレスや疲労を感じたら適度に休憩、息抜きを行う事が大切です。自分の思っている以上に身体はダメージを受けている事を忘れないでください。

経血量や生理周期、生理痛による変化も女性ホルモンの影響により起こりやすい症状ですが、少しでも不安や心配な事があれば、1人で悩まず医師に相談する事 をオススメします。産後は特に身体がデリケートなので大切にしてくださいね。

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