不妊に悩んでいる夫婦は近年とても増えているそうです。そんな私も不妊に悩んでいた時期があり、実際に不妊治療を経験しました。
そこで私が不妊治療をする時に悩んでいたことや、経験を通して感じたことなどをまとめてみたいと思います。同じように不妊に悩む方の参考になれば幸いです。
目次
どのくらいの費用がかかるの?
かかる費用は人それぞれ
不妊治療にかかる費用というのは人によってまちまちです。なぜなら、1回で妊娠する人もいれば10回で妊娠する人とそれぞれ違うからです。
私の場合は生理不順の治療でクリニックにかかりました。診察の結果、自力で排卵する力が弱い、もしくは排卵していない、だから生理があっても自然妊娠は難しいと言われましたね。
妊娠希望の私が難しいと言われたのですから、もうここからの治療は不妊治療といえると思います。保険診療でしたが一回に数千円かかりました。
それでも私の場合は、タイミング法と排卵誘発剤で妊娠に至ったのでほとんどお金はかかっていないと自分では思っています。もしも次のステップへ行っていたらもっと高額になっていたことでしょう。
不妊に悩む夫婦への助成金制度があります
子どもを授かりたいと不妊治療をしている夫婦に対し、経済的な負担を支援する制度があります。対象となる治療は体外受精と顕微授精です。
不妊治療って本当にお金も時間もかかりますし、無事出産するまではずっと不安な気持ちがどこかにあるものです。経済的な負担が少しだけでも軽くなるだけでも気持ちが違ってくると思います。
所得制限や条件などありますので,それぞれお住まいの地域のホームページで詳しいことは確認してくださいね。
医療費控除されるの?
控除の対象になります
不妊治療にかかったお金はもちろん医療費控除できます。申告をしていなかった場合は過去5年までさかのぼってできます。一年で医療費が10万を超える場合、所得の5%を超える場合などですね。
いくらかかるかわからない治療費ですが、多分ステップアップしている方ならば軽く超えてしまう額だと思います。詳しくは最寄りの税務署に問い合わせしてください。
保険診療と自費診療を考える
私の不妊治療は、タイミング法と排卵誘発剤を使うところまででした。これは保険診療でできます。なのでそこまで経済的な負担はありません。
人工授精になりますと、保険診療でなく自費診療となります。なのでそれまでは数千円だったのが一気に何万円とかかるわけで経済的に厳しいと感じる人もいると思います。
かけられるお金というのは人それぞれ違います。なので不妊治療というのは酷なようですが、限界を決めておくことも必要だと思います。どこまで治療するかということです。
私はタイミング法と排卵誘発剤をとりあえずお金が続くまで挑戦しようと思っていました。一回目は妊娠に至りませんでしたが、2回目で幸運にも妊娠できました。
どんな不妊治療があるの?
タイミング法から顕微授精まで
不妊治療は排卵日を特定してもらうタイミング法、排卵誘発剤を使う方法、人工授精、顕微授精といろいろな方法があります。
私はタイミング法だけでは排卵する力が弱いので排卵誘発剤を使ってもらいました。副作用としては多胎の可能性もあるということを事前の説明で受けました。
私の親戚には顕微授精をして2人の子どもを出産した人がいます。かなりお金がかかったと聞きました。本人だけでなく、本人の親もかなり援助したそうです。
男性不妊という場合も
不妊治療というと女性というイメージが強いですか?でも検査をしても女性には問題がなく男性側に原因がある場合もあります。精子の数が少ない、働きが弱いなど専門的なことはわかりませんが、男性不妊で妊娠できないということはあります。
経験者の方の話では、旦那さんは病院で検査するのも治療に協力するのも前向きではなかったそうです。やっぱり抵抗があるのでしょうね。
でも子供がほしいという気持ちがあればやはり男性側も勇気を出して検査、治療に協力してもらいたいなと思います。
効果はあるの?
不妊治療の効果とは
不妊治療の効果とはもちろん妊娠できることが効果があるということで、それがすべてです。私は自然に任せていたら子どもは授かれていたかどうかわかりません。
だから不妊治療をして本当に良かったと思っていますし、迷っている人がいたら迷うぐらいなら治療した方がいいとアドバイスすると思います。
個人ブログで励まされました
同じ時期に不妊治療をされている方のブログなどはとても励まされましたし、勝手に仲間意識を持っていました。不安感に苛まれることが多い不妊治療中、明るい気持ちを保つことは重要です。
なるべく前向きなブログなどがいいと思います。自分も頑張ろうと思えるようなブログを見つけて交流するのもおすすめですね。
最後になりますが、不妊治療中の不安感、辛さ、焦りは体験した人でないとわからないと思います。
でもその分、赤ちゃんと出会えた時の喜びは大きいものとなると思いますから、なるべく明るい気分で過ごしてほしいと思います。