6年前に娘を妊娠中、私は30㎏も体重が増えてしまいました。当時の産婦人科では、体重の事は何も言われなかったので、気にしていませんでした。
しかし、2人目を妊娠した時は、体重が増えすぎてそのリスクと管理する大切さを知りました。そんな私の経験をもとに、私が行った3つの体重管理をお伝えしたいと思います。
目次
妊娠中に体重管理が大切なワケ
一昨年息子を妊娠し、娘の妊娠時の話をした時に助産師さんに酷く怒られました。妊娠中、急激な体重の増加は妊娠中毒症の危険がある事、高血圧や糖尿病になるリスクがある事など、3時間以上話を聞きました。
なので、今回息子を妊娠した時は、なるべく体重を増やさないように強く注意され、妊娠生活を送りました。妊娠5ヶ月の頃には血圧が高くなったので、個人産院から大学病院に移りました。その時高血圧の対策として担当医に言われたのが「減塩生活を送るように」とのアドバイスでした。
(1) 減塩による体重管理
調味料を減塩に変える
まず、身近に出来る減塩対策として、普段の食事を作る調味料の醤油・塩を減塩の物に変えました。今までカロリーや食塩量を気にして食事をしていなかったのですが、そこを気にして見るようにするだけで自分の気持ちも変わりました。
最初は私と家族でメニューを分けていたのですが、それでは食費はかかってしまいストレスにもなるので家族には協力して貰い、私に合わせたメニューにして貰いました。この辺りは周りのサポートも大きかったと思います。
減塩の知識も勉強した
私はそれまで減塩について無知だったので、どうすれば上手に減塩できるのかを調べたりもしました。その時参考にしたのが、ウェルネスダイニングというサイトです。減塩に対する基本的な知識を始め、レシピ集も載っているのでかなり参考にしました。
また、妊娠中はなかなか買い出しに行く時間も取れなかったので、ウェルネスダイニングから減塩の醤油などを取り寄せたりもしました。まだ減塩に対して何をすれば分からない人は一度サイトを読んでみると良いと思います。
(2) ヘルシーな食材を選ぶ
食材はヘルシーを心掛けました。お肉は牛より豚、豚より鶏、鶏もも肉より胸肉、胸肉よりもささみといった感じです。
ハンバーグを作る時は、鶏胸肉のひき肉とおからとねぎでヘルシーに作り、フライパンは使わずにグリルでふっくらジューシーに焼き上げ、ポン酢と大葉でさっぱり美味しく食べていました。
個人的にこんちゃくはおすすめ
一番のおすすめは、こんにゃくですが、普通のこんにゃくではなく、大トロ風さしみこんにゃくです。生で食べるので、あまり癖があると食べにくいと思いますが、大トロ風さしみこんにゃくは、癖がなくとても食べやすいです。
サラダと一緒にドレッシングで食べても美味しいですし、わさび醤油や酢味噌でも美味しく頂けます。私は2日で1パック食べてました。
身体は冷やさない事
サラダに関しては夏は生野菜で食べましたが、冬は体が冷えてしまうので温野菜で食べました。温野菜と言っても、イモ類は入れませんでした。イモは炭水化物なので、なるべく白菜・キャベツの葉もの、大根やかぶ・人参を食べていました。
そして、野菜・こんにゃく・海藻類を食事の前に150g食べてから、いつも通りの食事をしました。こうすることで、腸内を活性化させ、満腹感と便秘を予防することができます。
(3) ストレスを溜めない
妊娠中の体重管理で一番のポイントは、ストレスのコントロールです。ストレスからの暴飲暴食や、体重管理を意識するあまり、それ自体がストレスになってしまい、結果食べてしまうなどがあります。
また、妊娠中のストレスはお腹の胎児にも良くないので、なるべくストレスにならないようにはとても気を付けました。病院の栄養指導で「手抜きも必要」と教えて貰い、昼食は一人だったので、魚の缶詰の水煮を使ってみたり、ひじき煮や炒り豆腐など、手間のかかる惣菜はインスタントの物を使ったりしていました。
好きなモノは我慢しないこと
私自身、パンが大好きなので、パンだけは我慢しませんでした。ただし、売っている惣菜パンは高カロリーなので、自分で減塩パンを焼くなどの工夫をしていました。
1回焼いて3日しか持ちませんでしたが、普通のパンよりは塩分もカロリーも控えめで焼き立てのパンを食べられていたので、市販の惣菜パンが食べれなくてもストレスになりませんでした。
デザートも適度に取り入れた
我慢ばかりではやはりストレスになってしまうので、たまにはデザートやチョコを食べてました。好きなものを食べられるとやはり嬉しいですし、食べたことでより「食べた分の体重管理も頑張ろう!」と前向きになれます。
私自身食生活を変えた事で、妊娠中の便秘には全く無縁でした。長女を妊娠中の時は便秘に悩んでいたので、今回も心配していたのですが、食生活と便秘は繋がっているのだと言う事にも気付けました。
私は特別な運動はしませんでした。ただ臨月に入ってからは、いつ陣痛が来ても良いように歩くように言われたので、娘の幼稚園の送迎の時に、娘とお散歩感覚で毎日20分歩いていた程度です。
いかに楽しめるかが大切
そんな生活を送り、昨年無事に出産出来ました。妊娠前から13㎏増でしたが、妊娠6~9ヶ月までは体重がほとんど変わらずに生活出来ていました。
2回の出産を経験して感じることは、妊娠中の体重管理は日々の積み重ねによるところが大きいと言うことです。誰だって甘いものを食べたら太る、食べ過ぎは太ると分かっています。
妊娠中の体重管理を大変な事と考えず、楽しみながら出来るとあっとゆー間に出産を迎えられると思いますよ。