現在悪阻真っ只中の方、経験したことがある方はどれだけ大変で辛いものなのかお分かりだと思います。妊娠をすると大体の方が妊娠初期に経験する、とても辛い症状です。人によって悪阻の重さや症状、期間は異なりますが、私は出産直前まで辛い悪阻が続きました。
悪阻で悩んでいる、落ち込んでいる皆さんの為に少しでも参考になれればと思いますので、私の悪阻経験や、悪阻対策を紹介させていただきます。
目次
悪阻の始まり
妊活からの妊娠発覚でとても嬉しく思っていた矢先、悪阻が始まりました。初めての妊娠で悪阻がどのような症状なのか、どれ位辛いものなのか、知らなかった私は悪阻が始まってからその症状にとても悩まされました。
悪阻の種類
吐き悪阻
一般的にも1番知られている悪阻の症状が、この吐き悪阻だと思います。私にとっても吐き悪阻が1番辛い悪阻の症状でした。
食事を口にしても、数分後には戻してしまう。毎食後に繰り返されていたので、次第に食事を取る事が憂鬱になり、吐き悪阻で体重が4キロ落ちてしまいました。
体重減量により赤ちゃんに栄養が届いてるのか不安になり落ち込む…これを繰り返す日々でした。
匂い悪阻
吐き悪阻の次に私が辛かった症状です。今まで好きだった柔軟剤やシャンプーの香り、車の芳香剤の香りなどが不快な匂いに感じてしまうようになり、その匂いで吐き気を催すと言った症状でした。
出先では他人の衣服の柔軟剤でさえ匂いを感じ、吐き気を催してしまうほど匂いに敏感になりました。
食べ悪阻
これは妊娠初期の悪阻のピークを越えてから出産直前まで出てた症状なのですが、何か食べ物を口にしていないと気持ち悪くなってしまうといった症状です。特にお腹が空いているわけでも無いのに、吐き気から逃れる為に常に何かを口にしていました。その為必要以上に体重が増加し続けてしまうという悪循環のループでした。
眠り悪阻
この症状は、上の3つに比べると特に辛かったという訳では無いのですが、どんなに寝ても寝ても、強烈な眠気が治まらず、自分でも驚く程の長時間眠り続けてしまう時がありました。それでもまだ眠気が治まらないと言った、本当に強烈な眠気に襲われる症状です。
私が妊娠中の主な悪阻の症状はこの4つでした。吐き悪阻は妊娠安定期頃に治りましたが、安心したのも束の間、すぐに食べ悪阻が始まり他の2つの症状も出産直前まで続いたので、結局出産を終えるまでは悪阻から解放される事はありませんでした。
悪阻の撃退方法
正直なところ、悪阻は治療や薬があるわけでは無いので確実な撃退方法は無いのですが、あくまで私が実行していた気晴らし程度にはなるであろう悪阻撃退方法をご紹介します。
吐き悪阻の撃退方法
栄養バランスの良い食事を取る事は妊婦さんにとって大切ですが、吐き悪阻がピークの時期はゼリーやプリンなどスルッと口に入れられるものや、グレープフルーツ、オレンジなどの水分の多い果物だと比較的食べやすく、戻す事も少なかったです。栄養バランスは気になるけど吐き悪阻の影響で野菜の摂取が難しい時は野菜ジュースなどで補っていました。
匂い悪阻の撃退方法
自分の好きな香りを見つけ、その香りのアロマなどを使用していました。
私は、エッセンシャルオイルのグレープフルーツホワイト、ベルガモット、レモングラスなどの柑橘系の香りがとても心地よく感じ、購入していました。このエッセンシャルオイルをハンカチに一滴程垂らして常に持ち歩いていれば、自分の癒される香りだけを感じる事が出来、匂い悪阻での悩みは減りました。
食べ悪阻の撃退方法
必要以上の体重増加は妊娠中に良く無いので、飴、果物、サラダ、スルメイカなど体重の増加に繋がりにくい食べ物を選んで食べていました。吐き気を抑える事はやはり出来ないので、体重増加に繋がにくく体に良い食べ物で、気持ち悪さから逃れようと言う考えでした。
眠り悪阻の撃退方法
眠り悪阻だけはこれ!と言った効果的な撃退方法が見つかりませんでした。
ですがその中でも、ガムを食べて口を動かす事により眠気を紛らわすと言った方法が私には1番効果的だったと思います。ひたすら強烈な眠気が襲ってるので、運転中などの絶対に眠ってはならない時はガムを口にし、噛む事に神経を尖らせ眠気を紛らわせていました。
悪阻の終わりは必ずやってきます
私のように妊娠初期から出産するまで悪阻が続く方や、初期のみ悪阻に悩まされる方、また全く悪阻の症状が無いという方など人によって全然症状や期間が異なり、終わりの見えない事でもとても辛い悪阻ですが、大丈夫です。そのうち解放され、辛い時期を笑い話として迎えられる時が絶対に来ます。
実は私も第二子妊娠中で悪阻真っ只中の妊婦です。同じ悩みを共有する妊婦さんがたくさんいる事を支えに、自分なりの悪阻対策を探して乗り越えましょう。辛い悪阻は人生の中ではほんの一瞬、今だけです。共に頑張りましょう。