先輩ママの多くが賛同!妊娠中のマタニティブルーを解消するキーワードは「共感」

family-565643_640マタニティブルーは経験した人にしか分からないかも知れません。私も妊娠するまでは、そんなに大変ではないだろうと思っていました。もともと悩みを抱えるタイプでは無かったので余計にそう思ったのかもしれません。

しかし、マタニティブルーはホルモンの関係や出産というナーバスな時期など、様々な要因が重なって、誰にでも起こり得ることなのです。マタニティブルーの経験談を知っておくと、いざ自分がなった時、症状を和らげてくれる知識になりますので、参考にしてもらえたらなと思います。

始めは喜びしか無かった

私が妊娠したのは30歳目前の時でした。それまで本当に自由気ままな生活をしていました。朝から夜遅くまで働いて、休みの日には飲み明かしたり友達と旅行に行ったり。妊娠発覚した時は本当に心から嬉しかったです。

考えた末の専業主婦

旦那も喜んでくれて幸せいっぱいの生活が始まると心踊っていました。ですが、思っていたより悪阻が酷く出掛けるのが苦痛になり仕事は困難になってしまい辞めざるを得なくなりました。

旦那は身体を1番に考え家でゆっくり休養することをすすめてくれました。今まで走りまわってきましたがここは生まれてくる子供の為にもゆっくり休養した方がいいと思い専業主婦になりました。

急な環境の変化には注意!

最初は楽しかった休養生活もだんだんと苦しくなりました。今まで予定でいっぱいだったのが急にポカンと空いてしまい毎日毎日いろんなことを考え込むようになりました。その時は気づいていませんでしたが、このあたりからマタニティーブルーになっていたと思います。

考え事と悪循環になりやすい時期

考えれば考えるほど、未来が不安になってきます。無事に妊婦生活ができるか?母子共に健康で出産が終えれるかどうか?育児が自分にできるかどうか?など子供のことを考え出すとキリがありませんでした。しかもだんだんと悩みは自分や旦那についても考えるようになりました。

自分はこの後仕事がまた出来るのか?将来への貯蓄は?専業主婦はきちんと出来ているのか?旦那がもっと稼いでくれれば、無理をさせていないか?ずっと自分を愛してくれるか?どんどん不安になる一方でした。

自分一人で解決しようとしないこと

かと思えば突然明るく前向きになったり1日1日で気分はコロコロと変わっていました。外へ出掛けるのが嫌になり窓から空の雲を眺めてぼーっとしていたり、訳もなく涙が止まらなくなり気持ちはいっぱいいっぱいでした。楽しいと思っていた妊婦生活は何一つ楽しくなく落ち込んでいました。

外の環境に触れるのはGOOD

そんな状態を見かねて旦那は遊びに連れ出してくれました。ですが体調もすぐれなくてあまり効果はありませんでした。

そんな時、久しぶりに友達から妊娠したという連絡をもらいました。その子と私は出産予定日が近く症状もよく似ていました。電話で少し話会う約束をしました。

外に出るのは億劫になっていましたが自分でも感情のコントロールが出来ないことはわかっていてどうにかしないとともがいていたので気分転換だと思い出掛けることにしました。

「自分だけじゃない」と知って楽に

当日、その子にあって少しずつ今の状況の話をしました。するとその子が私にマタニティーブルーの存在を教えてくれました。

それまでマタニティーブルーの存在自体知らなくて、こんな状態になってしまってお腹の子に申し訳なく思っていましたがマタニティーブルーを知ることで自分は悪くないと思えました。

ホルモンバランスの崩れから体調や心に影響が出ること自分だけが悩んでいるんじゃないことという事が分かると少しずつ心が晴れてきました。

母親になる試練だと考えよう

マタニティーブルーになる事で母親になる為の訓練をしていると思えば色んなことに前向きになれました。未来に不安は確かにあるけど嫌なことばかりじゃないしそれよりも今を楽しむことにしました。

妊婦だからといって家に引きこもってしまうと気分は落ちてしまいます。特に私の場合は、今までジッとしていなかったのに急に何もかもやめてしまったのが良くなかったように思います。億劫でも外に出ること、人に会う事は凄く大切だと思いました。

共感してもらえる環境は大切

それに付け加え同じ状況の友達がいることはかなり心強いかと思います。これは後から色々な先輩ママさんに聞いても同じ答えでした。話を聞いて共感してもらうだけでスッとするのです。旦那にも話しますがやはり理解しきれないところもあるので共感して励ましあえる仲間がいて良かったです。

出産まで何度か落ち込むこともありましたがそんな時は友達に会い相談してくだらない話で笑うと楽になれました。色んな形のマタニティーブルーがありますが私はこの方法で良くなったと思います。

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