マタニティーブルーとは、経験した事の無い人には無縁の事であまり知られていないものだと思いますが、経験者である方はマタニティーブルー中がどんなに辛いものか分かっていると思います。
妊娠中意味もなく落ち込んだり、ちょっとした悩みなのに涙が止まらなくなったりなど、個人個人で様々な症状があると思いますが、今回は私のマタニティーブルーの体験談をお話しさせていただきます。
目次
なんとなくの不安
妊活の末に授かった子宝で、妊娠発覚時は喜びしかないと言っても過言じゃない程幸せでした。しかしすぐに悪阻が始まり、やっと悪阻が収まりとうとう安定期に突入!幸せな妊娠生活を送れる!とウキウキしていた矢先です。
突然子どもが産まれたら生活していけるのか…金銭面では大丈夫か…とやたら心配になり、悩み始めました。最初はマタニティーブルーだとは思っていなかったのですが、検診で病院へ行った日、医師にこれからの事が不安で仕方ないと泣きながら訴えてしまい、マタニティーブルーと言う診断を受けました。
診断はされたけど・・・
マタニティーブルーだと診断され自分では分かっていても気分が晴れるわけではなく、毎日落ち込んで過ごす日々を送っていました。
些細な悲しい出来事でも無性に泣きじゃくったり、今振り返ると自分が自分じゃないのでは?と思う程の症状だったと思います。1度気分が落ちるととことん突き落とされた感覚に陥りなかなか現実へ戻って来れなくなるような感覚です。
私のマタニティブルー解消法
一つのことに集中する
それでも何かに没頭している時は比較的ブルーにならずに過ごす事が出来、趣味でピアノを弾いたり、友人に電話して世間話をしたり、ひたすら無心で家事をこなすなど、私なりに何もしない時間を減らそうと努力していました。
マタニティーブルーを解消する確実な方法などもちろん無く、自身が強い心を持ち、何事も深く考え過ぎないで日常を過ごす事、極力空いてる時間を作らない事が1番の解決策なのかなと思います。
旦那には甘え過ぎない
主人も主人なりに心配して気を遣ってくれてはいたみたいなのですが、当時の私は何も分かってないくせに!放っておいて!という自暴自棄な感じで放っておかれるのが一番気が楽だった記憶があります。
産後のマタニティブルーに注意!
そしてマタニティブルーの事は特に解決もしないまま月日が経ち出産を経て、やっと愛おしい我が子に会えてマタニティーブルーからも解放だ!と思いました。
しかし、そんな気持ちも束の間、産後マタニティーブルーと言うものに襲われ、我が子は愛おしくてたまらないのに泣いてる我が子と一緒に意味も無く泣いてしまったり、何かあったわけではないのに非常に悲しい気持ちになると言う日々が続きました。
産後だと自分の時間を持つ事も出来なかったので解消法が全く分からず、産前よりも非常に辛かったです。同じように産後のマタニティブルーになるママさんはとても多いようです。
突然来た終わり
しかし我が子が生後3カ月になった頃、私を見て良く笑ってくれるようになり、その可愛らしい笑顔を守っていけるのは私だけなんだ!もっとしっかりしなければ!といきなり母性本能に駆られ、ふとその時以来マタニティーブルーを経験しなくなりました。
経験された事の無い人達には気の持ちよう、甘えだなど厳しい意見を頂く事もありますが、自分でも自分が面倒臭くなる程情緒不安な状態になり、想像以上に辛いものなんです。
雰囲気を知ってこくことは大切
全国のマタニティーブルー通過中の皆様にも是非、何か少しでも気の紛れるような事をして、自分のコントロールを頑張って欲しいです。大丈夫、そのうち必ず終わりが来ます。と伝えたいです。
結局私のマタニティーブルーは妊娠五カ月から我が子の生後三カ月までの八カ月間で幕を閉じました。今思い出してもとても辛かった経験なので、出来るならもう経験したくないです。
ただ、現在妊娠七カ月なので今のところ2歳半の娘と楽しく妊娠生活を送っていますが、マタニティーブルーはいつやってくるか分からないので、正直怖いです。このまま楽しい妊娠生活を送って第二子誕生後もマタニティーブルーに負けない強いママで頑張っていきたいと思います。