妊娠が発覚してからの行動は、皆さん同じような流れになるでしょうか?
まず、旦那さんやご家族に報告し、通う病院と産む病院を決定。マタニティ雑誌で情報収集したり、出産経験者へ相談。いろいろ買い物や、子育ての準備に取り掛かると思います。
いざ自分がマタニティさんになると、食事や運動を気にするようになるのものですよね。マタニティヨガも、雑誌やネットで必ず取り上げられてるので、実践したくなるもの。でも、いろんな情報があるから、実際いつからスタートすれば良いのか分からないし、なぜマタニティにはヨガなのかもしっくりこない。
そんな方へ、私から3つのオススメポイントご紹介します。他の記事や人の話を否定する気はさらさらありませんが、ただ健康維持のためにヨガをやるわけではありません。私のオススメポイントはすべて胎内のお話です。
1・酸素不足解消
酸素不足解消と言っても、皆さん息苦しさや目眩など起こしてるわけでもないのにナゼ…?と思うかもしれません。
実は、無自覚の酸素不足さんは世の中にたくさんいるんです。
ヨガとは呼吸法が重要です。呼吸が深くなると、酸素が体内へ巡っていきます。
私たちは基本、酸素を届ける優先順位は心臓や脳、臓器などが先です。血液や筋肉は後回しになっているのです。呼吸が浅い人は、血液や筋肉が酸欠状態になっていると思ってください。それに加えて、妊娠後は胎児への栄養も促さなくてはなりません。
ママの胎内では、様々な変化がおこっているのです。無添加や栄養素の高い食べ物を選ぶだけでなく、より多くの酸素を取り入れて健康な身体を維持するためにヨガをしたいですね。
2・胎動と呼吸を合わせる
ヨガで呼吸法から、アーサナ(ヨガのポーズ)を行っているとき、赤ちゃんの動きに耳を傾けてみてください。ヨガは、外の情報や世界から意識を内側のカラダやココロに向けていくことを目的としています。
特にマタニティさんは、胎内の赤ちゃんの動きに意識を向けていくことが大切です。より赤ちゃんの変化や成長が感じられるマタニティライフを過ごすことが出来ますし、何より出産に向けて赤ちゃんとの呼吸が合うと分娩時がスムーズになっていきます。
破水して陣痛感覚が狭まるのは、赤ちゃんが外へ出たい合図です。その合図をしっかりキャッチして、呼吸を合わせて出産できるようにヨガで準備することがオススメです。
3・瞑想を始めよう
これは、はっきり言ってヨガをあまり経験したことのない方には、ハードルが高いかもしれません。瞑想という言葉に馴染みがないと、ちょっと自分でやるのは難しいしなんだか宗教じみて怪しさを感じる方もいるでしょう。
しかし、実際私の周りで瞑想をしたマタニティさんは確実に陣痛~出産までの時間がとても短いんです。ヴィパッサナ瞑想という10日間瞑想しかしない場所に参加した方は、3時間で出産を終え、産後の回復もとても早かったです。
また、最近ではお寺での座禅会なども一般参加ができる場所が増えました。マタニティさんも参加できますし、神聖な場所で座禅を行うのはより集中できます。私は自分が妊娠したら絶対に参加しようと思っています。
あとは、気軽に起きたあとや寝る前に5~10分お腹に手を当てて仰向けで瞑想することから始めるのでも充分です。あまり敬遠せずに、少しずつスタートするのが良いですね!
個人差がありますし、化学的に立証はまだされていませんが、2でお話した胎動を感じることのように、体内へ目を向ける時間を増やせば増やすほど赤ちゃんとリンクして出産の準備がスムーズになることは間違いありません。
それほどに、普段自分の意識はネットや携帯、今後の予定に向いてしまってます。限られたマタニティライフの中で、出来るだけ胎内に意識をして穏やかな出産をするために、ぜひヨガを実践してほしいです。