経産婦さんから受ける悩み相談ベスト3

human-763156_640

最近わたしの周りでは、マタニティラッシュが起こっています。少子化なんて、どこ吹く風か…特に、初産ではなく、第二子や第三子という経産婦さんばかり。そんな皆さんから、よくご相談を受ける上位3位を今回は紹介します。

良く相談を受ける理由

そもそもなぜ、周りに多くのマタニティさんがいるかと言うと、私の仕事場に原因があります。
ヨガのインストラクターだけでなく、幼児から大人までジャズダンスを教えているのですが、その子たちのママが次々に妊娠されているのです。特に幼児は2歳半から教えているので、その生徒たちの妹や弟が生まれる年頃なのでしょうね。

今は、保育園や職場復帰などのタイミングも計算して妊活するママさんが増えているようで、3〜5歳差の兄弟が多くなっています。今年だけでも、私のクラスでは両手に溢れるほどのマタニティさんがいらっしゃいます。
そんな方々からの悩み相談第1位は、

1位 運動不足にならないためには?

その生徒のママたちからしてみれば、わたしはダンスの先生。ヨガやフィットネスに携わっていることを知っているかたは、毎週のようにお悩み相談を受けてます。ダントツで多かったのは、この運動不足。初産のときは、気にするんです。皆さん。。

マタニティ期間は、ヨガやウォーキングなど運動することが大事だと産婦人科の先生に説明されますしね。初めての出産で不安も多いので、活動的な方はたくさんいるんです。健康的な母体でいるために、運動する時間をしっかりと作り出しています。

マタニティヨガのクラスに来る方の8割以上が、初産のマタニティさんです。でも、いざ子どもが生まれてしまうと子育てと家事と仕事でいっぱいいっぱいで運動する時間がないと困っています。だから、私のところには効果的なヨガのポーズだったり、腰痛やむくみ解消のストレッチ方法を聞きにやってきます。お家で少しずつ実践してくれているようです。

2位 自分の時間のつくり方

これは1位との繋がりで、子育てと家事と仕事で、自分の時間を作り出せないという嘆きですね。。
朝ごはんの支度から始まり、子どもの登園準備から仕事へ。さらに帰宅後、洗濯や夕飯作りやお風呂。子どもとの触れ合う時間も大切にしていれば、あっという間に就寝時間です。疲れ果てて、旦那さんの帰宅に気づかないで子どもと一緒に寝てしまうことなんて、あるあるネタでしょう。

たしかに子育てしていて、公園や外出などあります。そんな時はどうしてますか?と尋ねると、

「子どもの体力にはついて行けないから、公園ではベンチから動けないんです。」
「週末は外出することが多いけど、お腹が大きくなってきたら、子どもとのお出かけは旦那に任せてしまいがちです。」

と、動きも自分でセーブしてしまいがち。きっと心もめまぐるしい日常に疲れてしまっているんですね。ただ、心のメンテナンスのためにも週に1回だけで良いので、自分と生まれてくる赤ちゃんへの時間を設けてあげてほしいです。お仕事で、半休を申請したり。土日に子どもは旦那さんに任せて、ヨガをしに行ったり。

第二子以上になると、時間やお金を自分に使うのが忍びないと言うママさんがとても多いですが、結果自分に投資して健康になれば1番喜ぶのは今いるお子さんです。ママの笑顔が、1番の安定剤ですから。勇気を出して、時間を確保するために是非とも動いてほしいものです。

3位 上の子との関係性


これは、生徒で実際経験したのですが…
以前通っていた子が、急にレッスン後にママへ「ダンス行きたくない」と訴えてきました。ママはマタニティで、身体がつらくなりはじめた妊娠8ヶ月くらいでしたが、相談を受けムリせずお休みをすることに。。原因不明でしたが、お休みした翌週から幼稚園も登校拒否。

ママパパの言うことも、すべて拒否。第二次イヤイヤ期のようになってしまいました。ママは、身重のカラダで子どもと向き合っていましたが、精神的不安定に。お姉ちゃん、お兄ちゃんになる…という事実を受け止めることは、人それぞれ葛藤があるようです。

その娘だけでなく、他にもお姉ちゃんに自分がなるという時期に変化が起きた子がいました。ママからの愛情を独占できなくなる不安で、逆にママ離れをしたり、おじいちゃんおばあちゃん子になったりと、特に妹や弟が生まれる前の子どもたちは、レッスン中も不安定で分かりやすいです。集中力がなくなったり、お友達と急にもめてしまったり。

少なからず、心のバランスが乱れるのはマタニティのママだけでなく、お子さんも同じこと。しっかりと、兄弟について話をして、愛情をより深く伝えていくことが大事だなと、私も学びました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする