最近では産婦人科でも総合病院でも、
検診に通っている方に向けてヨガレッスンが無料で行われたり、
産婦人科の先生がヨガを勧めるケースは年々増えてきています。
どうして病院でも取り入れられてきているのでしょう?
ヨガが妊娠さんに効果的な理由は、ずばり安産ボディづくりに最適だからです!
ママと赤ちゃんに負担の少ない少ないカラダを実現させましょう。
妊娠過程はカラダ作り
呼吸を意識しながらカラダを動かすのがヨガの基本です。
実はマタニティ時期は呼吸のコントロールがすごく大切になってきます。
マタニティヨガで日ごろから呼吸を意識していれば、
陣痛から分娩までの流れをスムーズにするトレーニングになります。
妊娠中はカラダだけではなく、
精神面のコンディションも不安定になりやすい状態が続きます。
そんな時、呼吸を上手にコントロールすることで
イライラや身体のストレスを取り除き、リラックス効果をもたらしてくれます。
分娩に必要な骨盤底筋を鍛えよう
赤ちゃんの出口は広い方が、楽な出産になります。
しかし、赤ちゃんの出口となる骨盤底の筋肉は、
ふだんは内臓が出ないようにと、硬く引き締まっています。
妊娠過程のマタニティヨガでは骨盤底の収縮を意識的に行いながら、
ゆるめることといきんで赤ちゃんを押し出すことを同時に行うトレーニングをしていきましょう。
安産ボディへカラダが変化していきます。
呼吸法をマスターできれば完ペキ!
「ヒーヒーフー、ヒーヒーフー」
出産時にこんな感じで呼吸法をしているのを
一度くらいテレビなどで見たことがある人は多いのではないでしょうか?
出産の時は、これまで練習してきた呼吸をうまく取り入れ、
陣痛の痛みを逃がしたり、上手にいきんでスムーズな分娩を目指しましょう。
妊娠過程で作ってきた安産ボディと、
その間に自然と身に付いた呼吸法が楽にあなたのカラダを自然とコントロールしてくれます。
マタニティ期間はお薬は使えません
マタニティ時にはお薬は使えません。
それでもホルモンバランスの乱れや、つわり、陣痛の痛みなど
母体にかかってくる緊張やストレスはとても多いのです。
すでに頭痛や腰痛などがあって頻繁に鎮痛剤を使っている人は、
それらのお薬が使えなくなるということをしっかり認識しておきましょう。
これらの負担をうまく緩和できないと、
身体へのストレスがたまり、出産時にとても大変な思いをします。
マタニティ時にヨガを取り入れる大きなポイントとしては、
●出産まで負担を溜めない
●出産時に、上手にいきむことができるようになる
呼吸を自分でコントロール出来るかがとっても重要となります。
なるべく長い時間、定期的にマタニティヨガを行えば、出産の痛みも和らいでいくはずです。
妊娠が発覚したらまず、心がけるのは自分の健康。
あなたの健康がそのまま赤ちゃんの健康へとつながります。
ヨガを始める準備は、余裕を持って早い段階から取りくめると良いですね。