妊娠中のマタニティブルーを解消するためにヨガを取り入れてほしい理由

妊娠中はとてもナーバスになりがち。
 
突然不安な気持ちになったり、イライラして人に当たってしまったり。
自分の気持ちがゆらゆらと定まらない状態をマタニティブルーと呼んだりします。
 
そんな辛い時期を少しでも楽にしてもらうためにヨガができることがたくさんありますので、ご紹介します。

マタニティブルーはいたって自然な作用

 まず最初に、このマタニティブルーと呼ばれる気持ちの落ち着かなさは、異常なものではありません。
動物の世界を見てもそうですが、妊娠期間中のメスは、攻撃的になったり、いつもより周りに対して警戒心が強いものです。
 
これは母親がお腹の中の赤ちゃんを守ろうとする、いわば「本能」です。
 
マタニティブルーという言葉がなかった時代も、妊婦さんは大なり小なりこういった気持ちのブランコ状態を経験しています。
そしてこの状態は長く続くものではありません。
 
2週間もすれば、気持ちも安定してきますので、あまり深く考えなくて大丈夫ですよ。

気持ちを落ち着けるには呼吸法が大切

 一時的にナーバスになっている自分を落ち着けるにはどんな方法がいいのでしょうか?
 
そもそもナーバスになってしまっている原因の多くが自分の中にあるケースがほとんどだったりします。
 
妊娠中の身体の不調や、今後の育児に対する不安やプレッシャーなど、答えの見つかりにくいものに対して情緒が不安定になっているようです。
そんな時は無理矢理答えを探すのではなく、自分を安心させる方法が効果的です。
 
マタニティブルーの方に共通するのが、呼吸の浅さ。
気が付いていないかもしれませんが、いつもよりも呼吸が浅く、速くなっているのです。
 
リラックスできていない時は自然と呼吸が乱れ、ピッチが速くなりますから、この乱れた呼吸を正しいリズムに整えることで、マタニティブルーを乗り越えることができるのです。

ヨガに期待できる解消法とは?

 実際多くのマタニティブルーを経験した方がヨガにいらしてます。
 
正直始めはみなさん上手にできません。。
 
呼吸を落ち着かせ、リズムを整えるのは深い海に潜っていく過程に似ています。
 
水深1メートルから3メートルへ、そして5メートル、10メートル…と少しづつ身体を慣らしていかなくてはなりません。
 
いきなり10メートルへ潜ろうとするとどうなるか?
身体が10メートルの水圧に耐えられず、調子を崩してしまいます。
 
呼吸を整えるには、一つ一つのステップがとても大切になります。
始めは上手くできなくても、徐々に慣れ自然と深い呼吸を取ることができるようになってきます。
 
深い呼吸ができているということは、身体がしっかりとリラックスできている証拠です。
その時、不安や悲しみ、イライラなどの感情は入ってくることができません。

まとめ

 マタニティブルーの時期はうまく自分と対話することが大切です。
 
もう一人の自分が、ナーバスになっている自分へ「大丈夫だよ」と声をかけてあげる必要があります。
その方法の一つにヨガを取り入れてみてはどうでしょうか?
 
きっと楽な身体に近づけるはずです。

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