妊娠前に何回かヨガをやったことがあるけど、定期的に続けるのはマタニティヨガが初めて…という人は多くいます。
特に、ホットヨガ経験者はよく聞きますね。
しかし、マタニティさんになってからは、今までとはまったくの別物だと思ってください。
当たり前ですが妊娠とは病気ではありません。ですが、マタニティさんだからこそ、危険を伴うことも多々ありますので、通い始める前に、注意点をしっかり把握してみましょう。
お医者さんの許可をもらおう
これは、基本中の基本。そして、絶対に守ってください!
安 定期入ってから、基本的にマタニティヨガをスタートしてほしいですが、それも自己判断ではいけません。主治医の先生に相談して、GOが出てからヨガスタジ オへ通いましょう。ヨガはハードな運動ではないので身体の負担は少ないですが、マタニティさんの体内はとてもデリケートです。毎月の検診で順調だと言われ ても、無理は禁物です。
なぜならヨガインストラクターは、医師ではありません。レッスン中に具合が悪くなったり、倒れてしまっては救急車を呼ぶしかなくなります。
最近は、助産師さんのマタニティヨガインストラクターも増えていますが、主治医の先生ではありませんので診察はできません。
心音が微弱だと言われた人。
つわりが長く続いている人。
日常的に運動をしていない人。
高齢出産の人。
などなど、私はちょっと不安かな?と思ったらまずは しっかり相談してください。
なるべく近くのヨガスタジオを選ぼう
ヨガをして体調を崩す心配より、スタジオへの移動中でのトラブルの方がはるかに心配です。
都心に近づけば近づくほど、マタニティヨガのスタジオも充実していますから。そこまで行くのが大変な人もいますよね。
電車やバス。人混みなんかも、貧血や立ちくらみに気をつけてください。満員電車の時間帯は避けて、時間に余裕をもって行くといいです。
スタジオまで歩いてる途中におなかが張って苦しくなってる人もいますし、早めに到着してレッスンまでゆったりくつろぐ方がリラックスしてヨガができるでしょう。
あまり遠いスタジオへ通ってしまうと、天気が悪いと行きづらいですし、移動時間に何かあっても助けてもらえません。
臨月のマタニティさんであれば、破水する可能性もありますので。
出産間近になったら、無理せず自宅でヨガを実践してはどうでしょう。
リラックスできるウェアを準備しよう
マタニティヨガウェアはたくさんありますが、急いで買う必要はありません。
皆さんスタジオ内では、意外にゆったりTシャツにレギンスでラフな部屋着のような方ばかりです。
マタニティヨガクラスは、女性のみですしヨガスタジオのスタッフやインストラクターも女性ばかり。
異性に見られる心配もないので、おなかが大きい状態を隠さず自然体でいられるのでしょう。
おしゃれを意識するより、自分の着やすさ1番です!
UNIQLOやGUも大きいサイズのTシャツやレギンスが種類豊富ですし。ネットでも、マタニティウェアでは、ベルメゾンなども安く買えるのでチェックしてみてください。
腹帯や締め付ける窮屈な服装は、さけて気楽に服装を選びましょう。
自宅ヨガは行う環境とその日の体調をしっかり管理しよう
まず環境設定から。
自宅ヨガは、家の中のどこでやるかですね。
フローリングは硬くて痛いので、ヨガマットを引くと良いです。
和室があれば畳の上でも気持ちよくヨガができますが、足下が滑らないよう、靴下は脱ぎましょう。冷えてしまう場合は、レッグウォーマーなどで代用してみましょう。
あと、アロマキャンドルや癒し系の音楽があればなお良いですが、普段から使用してない人は気をつけてください。
ヨガをしている間は、神経が研ぎ澄まされるので、アロマキャンドルの香りもキツいなと感じる人も出てきます。特に妊娠中は、五感の感覚の変化もあります。
その日の自分に問いかけて、ヨガアイテムも変えて行ったら良いですね。
体調も同じく、自然とヨガがしたくなった日に行うほうが、心身に効果的です。
週に何回やらなければならないや、義務だと気負わず楽しんでマタニティヨガを始めてみてください。