私が勤めているヨガスタジオでは、ママヨガ(産後の親子ヨガ)の後にマタニティヨガが開催されます。
ママヨガは、赤ちゃん連れOKのクラス。
だいたい生後3ヶ月~1歳くらいの赤ちゃん対象。
歩き出す前までの子たちで、スタジオは溢れかえります。
実は産後ヨガに出ている人の8割は、マタニティヨガからの継続者です。
多くのママさんが続けて参加しているのには、意外な理由がありました。
情報交換のコミュニティとして活躍!
ママたちは時間に余裕はありますが、赤ちゃんの体調や天候などで毎週来れるとは限りません。
だいたい月に1、2回は自分の時間を作りたいとの理由で、ヨガをしにやってくるママさんが多いですね。
授乳や離乳食や、子どもの着替えなども、周りの人を気を遣わずできるのでママも楽チン♪
レッスン中ハイハイで遊びまわったり、寝返りでゴロゴロと大移動してもインストラクターが見ているので自分でヨガを楽しめます。
ママヨガの後、すぐにマタニティクラスがあるのですが、スタジオですれ違う赤ちゃんを見てマタニティさんたちはとっても幸せそうです!
自分のお腹の中にいる子どもが、産まれた後を想像したり、可愛い赤ちゃんを見て癒されたり。。
マタニティクラスで仲良くなった人が、ママヨガで一緒に復帰する人なんかもたくさんいて心が和みます。
おそらく、ママヨガをマタニティ時代から見ていると、産後復帰したくなるのでしょうね。
皆さん出産報告のお電話や、赤ちゃんを見せに来てくださったり素敵なコミュニティーになっています。
そんなマタニティクラスとママヨガクラスは、対象が違えばクラス内容もまったく異なります。
少しご紹介しましょう。
マタニティヨガクラスって?
心身ともにリラックスを目的とするクラスです。
骨盤まわりを緩めて、分娩のとき赤ちゃんがスムーズに通るようにします。
また、マタニティブルー解消にも絶大で、心を休めて癒す効果もあります。
妊娠中は、女性ホルモンが増加してイライラや憂鬱な気持ちになることが多くなります。
そんなホルモンバランスの乱れも、ヨガの呼吸法で、身体の力を抜いていきながら自律神経のコントロールをしていきましょう。
ママヨガクラスって?
妊娠中とは反対に、カラダの引き締め効果を狙うクラス。
妊娠中は「リラキシン」というホルモンが分泌されています。
これは、骨盤の関節をゆるめる作用があるので、安定期に入った頃~産後数日。長い人で3ヶ月程度で収まります。
ママヨガで、ゆるんだ骨盤周りの筋肉を引き締めたり、ホルモンバランスを整えるためにヨガがしたい方は、産後3ヶ月くらいを目安に開始すると良いでしょう。
赤ちゃんの体調と、お出かけの勇気と覚悟があればバッチリですね!!