【派手な演出や余興が苦手な人へ】流行りに流されず雰囲気良い結婚式を実現する秘訣

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何かと大変な結婚式の準備。結婚式場も決まり日取りも決まって考えはじめるのが、「どんな結婚式をしようか?」ということです。

中でもドレスやお料理のように選択肢がなく自由な発想でできる余興などの演出は、何でもアリなだけに非常に頭を悩ませますよね。

結婚情報誌やインターネット上の結婚式体験記などを見ると、手の込んだ小物やフラッシュモブなどのサプライズ演出などの例が載っていて「素敵!」と憧れることも。

一方で、

  • 私たちもこういうことをやらなきゃダメなのかしら…
  • 他の結婚式と比べられたら嫌だな…

と妙なプレッシャーになったり、謎の焦りを感じることもありそうです。そんな派手な演出が苦手な方に、「派手にしなくてもいい雰囲気になれるヒント」をお伝えします。

余興をするか、歓談するか

演出の代表的なものは余興だと思いますが、その余興の時間が長くなるとその分歓談の時間が減ります。五分程度の余興を頼んだとしても、その前後の準備にも時間を取られるのでそれなりに時間がかかるもの。

結婚式は遠方から来てくれて久々に会う友人も多いものです。式に参加しながら、それぞれの話題でも盛り上がれるため、歓談の時間をゆっくり取ると喜ばれます。

また余興を頼むと頼まれた人が緊張したり、ゆっくり食事を取れないという声もちらほら。

ですので、「フリータイム」を多めに取ることは、式に参加したゲスト目線で考えると嬉しいポイントかもしれません。

余興がなくても退屈しない

一番多い心配事が、「余興なしではゲストの方を退屈させてしまうかも…」という悩み。しかし、この悩みは、歓談の時間をたっぷり取ることで解決します。

料理を食べながらの談笑タイムは、結婚式の形式にとらわれない自由な時間です。各友人たちが交代で新郎新婦席に声をかけに来てくれたり、友人同士でおしゃべりしたりゆっくり食事を楽しめます。

新郎新婦の友人達に遠慮して、おとなしめにしている親族の人も、時間があればみんなで高砂に集まり記念写真を撮ることも出来ますしね。

どちらかというと余興は、若者同士で盛り上がるためのツールになりがち。参加者全員とふれあえる時間を作るというのは、実はあまりやっていないこと。

歓談の時間を長く取ると、ゲスト全員と関われるので、温かい雰囲気作りにはおすすめです。

式自体を楽しんでもらうという「演出」

結婚式当日は新郎新婦は驚くほど慌ただしく過ごすことになります。特に披露宴がはじまると祝辞やケーキカット、テーブルラウンドなどお決まりの演出だけでも時間がかかります。

ゲストとして参列したことがある人なら分かると思いますが、新郎新婦と話したりする時間が一番楽しく感じるものです。

余興などの演出に時間を割かず、ゆっくり歓談して食事を楽しんでいただく。それだけで特別なことなどしなくても素敵な結婚式になると思います。

何かするなら事前に準備できる演出を

結婚式の演出には、余興のように誰かにお願いするものとは別に、新郎新婦自身で用意する演出もあります。

これにも色々な演出がありますが、流行りの新郎から新婦への公開プロポーズや新婦から新郎へのサプライズプレゼントなどの演出は、ともすれば「二人だけでやってくれよ」という雰囲気になってしまうので難しいものです。

なのでゲストを大事にしたいという気持ちで結婚式に臨むのであれば、演出もゲスト向けのものにした方がメリットは多そうです。

ゲストと一緒に楽しめるために

当日の慌ただしさを思えば、何か演出を入れたいというのなら事前に準備できるものがオススメ。

例えば、最近は定番となっていますが、席札などの裏に書かれたゲスト一人一人にあてたメッセージはとても嬉しいもの。

あるいはお色直し中に流れるプロフィールムービーも二人の馴れ初めなどゲストの関心のあることが知れるので楽しめますし、ムービーに自分も登場したりすると盛り上がります。

結婚式の最後に当日の結婚式の様子を編集したエンディングムービーも一日を思い返して感動します。

これらの演出は本当に定番になってきたもので特別な演出とは言えませんが、どれも事前のちょっとした工夫でできることです。

事前に準備できる演出で、当日はばたばたすることなくゲストと一緒に結婚式を楽しめるのではないでしょうか。

自分たちらしさが伝われば最高の式になる

確かに特別な演出も組み込むことができれば印象的な結婚式になるかも知れません。

ですが特別な演出がなくても、二人の幸せな笑顔と「ゲストとの一日を思いっきり楽しもう!」という気持ちがあれば、それが最高の結婚式です。

シンプルな結婚式でも、アットホームな結婚式でも、主役の2人に合った式が、実は一番良い雰囲気になります。

特別な演出をしようと気負って悩まずに、自分たちらしい結婚式を実現させることを大切にしてください。

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