結婚式での友人スピーチに悩んだら読みたい、事前の確認事項や原稿内容の作り方

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結婚式で盛り上がることの1つが新郎新婦を良く知る友人からのスピーチです。一方で頼む方も頼まれる方も色々気を遣ったり緊張したり悩むことが多いのも友人のスピーチであると思います。

  • 誰に頼むのが一番いいのか?
  • どんな話をすれば心に響いてくれるか?
  • 普通すぎる内容で飽きさせたらどうしよう…

これからスピーチを依頼しようお考えの新郎新婦の方に、今まさにスピーチを頼まれて何を話すか悩む方に、「頼んで良かった」と言ってもらえるためのアドバイスをまとめます。

友人のスピーチ、誰に頼む?お礼はどうする?

スピーチは自分のことを一番良く知る仲の良い友達に頼むのが、やはり一番です。

表面的な内容は式を盛り上げるものになりません。あなたの人柄や性格がゲストに十分伝わるためには、長く時間を共にした友人が最適です。

聞いているゲストは、どんな友人か言われなくても、スピーチの内容や言葉使い、お互いの雰囲気などで、どのくらい深い友人関係なのか分かるものです。

上司からのスピーチと違い、友人代表のスピーチはやはり仲の良い方に頼むのがベストです。

スピーチする人に伝えること

スピーチを頼むときは、「結婚式全体の流れの中でどこでスピーチをしてもらうのか」「何分くらいがベストか」などもあらかじめ伝えておいた方が、頼まれた側は助かります。

もちろんこの話題には触れて欲しくないということもあったらそれも伝えておくべきです。

参加するゲストの特徴を伝えよう

一言に「結婚式」と言っても、どんな人が多く参加しているのかによって、式の雰囲気も大きく変わります。

  • 結婚式全体が友人中心のカジュアルなパーティーなのか
  • 会社関係の方や目上の方も多いのか

話す内容もそれなりに違いが出てきますし、より他のゲストに親しみのあるものになるので、参加者の特徴も伝えておくと、親切になります。

それでも結婚式という改まった場所でのスピーチは非常に緊張するものです。

もし人前で話すのに慣れていなかったり得意ではない友人に依頼する場合は、前に立ってもらうのではなくテーブルで話してもらうなどして緊張を和らげてあげると良いかも知れません。

友人のスピーチ、頼まれたらどうする?

それでは結婚式で友人代表のスピーチを頼まれた場合はどうするのか、結婚式というハレの場て友人としてスピーチをしてほしいという新郎新婦の信頼に応えて、どうしてもダメな場合以外は引き受けてあげるのが良いです。

新郎新婦と「この人なら!」という思いで頼むものです。とはいえ、どうしても人前で話すのが苦手でたまらないという方も当然いると思います。

そのような時に使える策として、スピーチに替えてムービーを作るというものがあります。

ビデオメッセージと平行してスピーチする

この方法は、式に出席出来なかった人たちからビデオメッセージをもらい、それをムービーにしたものを流して時間を稼ぐ方法です。

スピーチを頼まれたのは嬉しいし頑張りたい、けれども長々と話すのは苦手という方は、スピーチの一部をムービーにするのも良いかと思います。

ムービーは準備に手間もかかるので大変ですが、思わぬサプライズに新郎新婦には大変喜んでもらえますし、ゲストの視線が自然とムービーに行くので、視線を気にせずリラックスしてスピーチをすることが出来ます。

一つ注意点としては、余興でムービーを使ったお祝いメッセージを流す場合もあるので、被らないように事前に新郎新婦に確認することをお勧めします。

スピーチする側もタイミングは知っておくべき

また上では新郎新婦側の立場から書きましたが、頼まれた場合でもスピーチはどのタイミングか、どんな人の後かなど式全体の流れやどんな雰囲気の式なのかも新郎新婦に聞いて把握しておくことをお勧めします。

目上の方の多い式ならば真面目なスピーチ、場が盛り上がってきた中頃や余興代わりにするなら冗談交じりなスピーチなど、雰囲気に合わせてスピーチすると良いスピーチになるのではなると思います。

スピーチの内容の作り方

スピーチで一番悩むのはスピーチの内容だと思います。スピーチの大体の流れは、大きく4つのカテゴリーで考えるとイメージしやすいです。

  • 祝いの言葉
  • 自分と新郎新婦との関係
  • 新郎新婦の人柄などのエピソード
  • 結びの言葉

という感じです。

祝いの言葉や結びの言葉は結婚式のマナー本やネットを参考にすれば良いですし、自分と新郎新婦との関係は、「会社の同期である」や「高校の友人である」など、新郎新婦と自分とが出会ったところから話せば足りるのでそれほど考えるのも難しくはありません。

一番重要な「エピソード」部分

難関は新郎新婦の人柄などのエピソードの部分です。 結婚式でスピーチを頼まれた人が一番意識しておくべきポイント。

それは、「新郎新婦をよく知らない人に2人のことを紹介するようなつもりで話す」ということです。 あなたが新婦側の友人だった場合、おそらく新郎側の友人や親族のことは良く知らないはずです。

それと同じように、新郎側の方々にとっては、新婦がどんな人かは知りません。 結婚式で初めてお会いする方も多いでしょう。

そのため、「少しでも2人のことを知ってもらえたら」と言う気持ちで、当たり前過ぎることも盛り込むと良いでしょう。なぜなら、他のゲストにとっては、全てが新鮮だからです。

思い出を募集するものあり

エピソードの部分は、友人である新郎新婦との思い出を遡って考えます。結婚式で話すのにふさわしいエピソードがなかなか思いつかない時は、共通の友人たちから新郎新婦との思い出話を募集して一緒に考えるのもおすすめです。

皆で話すと色々な新婦のエピソードが出てきます。自分だけでは気付けなかったような新婦の良いところなども改めて気付くことができたりします。

新郎新婦の良さが他のゲストに伝わる内容を意識しましょう。スピーチは少し大げさなくらいで丁度良いと思いました。

スピーチの文例や忌み言葉や重ね言葉などのマナーは、ネットにたくさん落ちているのでそれを参考にできますが、具体的なエピソードは新郎新婦それぞれです。

より良い式のために

結婚式の友人のスピーチは、お互いに信頼できる友人だからこそ頼んだり頼まれたりできるものです。

頼む側はスピーチをしてくれる友人への配慮を忘れずに、頼まれる側は素直にお祝いの気持ちをスピーチにこめて、お互いの立場から素敵な結婚式にしてみてください。

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