「大切な参列者の方々に喜んでもらいたい…」
引き出物を選ぶときに一番に考えることは この点だと思います。
しかし参列者は年齢も性別も生活環境もさまざまです。その上予算という壁や両家の親の意見など考慮しなければならないこともたくさんあります。
考えるほどわからなくなってくるのが引き出物選びではないでしょうか? 引き出物選びで悩んでいらっしゃる方に、悩みに悩んだ私の引き出物選びの経験がお役にたてば嬉しいです。
目次
(1) 予算、そしてどこから選ぶか
引き出物選びでまず話し合わなければいけないのは予算のことだと思います。
これは結婚式の規模や招待客の顔ぶれによって変わってくることですが、私の場合は今まで参列してきた結婚式やブライダル雑誌の情報から大体予算は3000円から5000円の間に設定しました。
次に引き出物をどこから選ぶかですが、多くの式場では引き出物のカタログを数種類用意してくれています。
その中から選ぶのが簡便ですが、それ以外から自分で選ぶ場合には,引き出物の持ち込み料がかかるかどうか、引き出物袋はどうしたらよいのか、事前にきちんと式場に確認しておくことをお勧めします。
追加料金は必ずチェックしておくこと
私の式場は引き出物については持ち込み料がかかったので、式場指定のカタログの中から選ぶことにしました。
その中にユナイテッドアローズの引き出物のカタロ グがあり、それが一番自分が欲しいと思う品が多くのっていたのですべての引き出物はこの中から選ぼうと決めました。
ユナイテッドアローズのカタログは個人的に素敵だと思う品が多かっただけではなく、ここから選んだ場合にはユナイテッドアローズの袋がついてくるので別途式場の引き出物袋を購入する必要がなく ちょっとした節約になったというのも理由の一つでした。
節約をお考えの方はこういった点も考慮してみるとよいかもしれませんね。
(2) カタログギフトか、それ以外か
いざ引き出物を選ぶ段になって悩むことの一つは、カタログギフトにするかそれ以外にするかだと思います。
なんといってもカタログギフトは軽く、受け取った招待客が自分で選ぶことができるというのが大きなメリットです。 遠方から参列してくださる方の多かった私の結婚式でもカタログギフトは候補の一つでした。
参加者の多くは「ギフト慣れ」している
しかし3000円という金額では式場指定のカタログギフトの中にこれといって気になるものがなかったこと、カタログギフトは味気ないという親の意見、何より私自身はいままで友人の結婚式でもらった引き出物の食器などを重宝していること、などという理由から結局カタログギフト以外のものにすることにしました。
(3)「引き出物目当てに参列する奴はいない」という結論
カタログギフトにした場合にも、どのカタログギフトにしようかという悩みが生まれるとは思いますが、カタログギフト以外のものを選ぼうとすると選択肢は本当に色々です。
何を重視して選ぶかが問題ですが、私の場合は、重くなくてかさばらないものということを念頭に置いて選んでいました。
それでもなお悩みに悩んでいた私に光明を与えてくれたアドバイスがあります。
一つは、「3000円くらいの引き出物目当てに参列する人はいないのだから好きなものを選びなさい!」という参列予定の友人の言葉でした。
引き出物選びは参列者の目を気にして悩むところがあるので、こう言ってもらえたことは本当に気が楽になりました。
ペアよりも複数が喜ばれる!
もう一つは家族からの「ペアよりも4つとか5つセットの方がいいよ」というアドバイスです。
引き出物はペアのものが多いですが、もう子供が独立したような年配の参列者はともかく、新郎新婦と同年代の人たちには家族が多かったりお客さんが来ることも多いからペアよりも複数のものにしたらどうか、ということでした。
この意見には確かになるほど、と思わされました。最終的に私は、同年代や子育て世代には4枚組の小皿を、年配の方には軽い漆塗りの小鉢を引き出物にすることにしました。
意外に時間がかかるジャンル
引き出物選びは私の結婚式準備の中で最難関でしたが、悩みすぎるのはやめようと考えてからは決めるのも早かったです。
心がこもっていれば何でも喜んでもらえる、というように単純には考えられませんが、あまり悩みすぎると本当に時間がかかります。
「引き出物目当てに参列する人はいない」という言葉を胸に、引き出物選びを進めていくことをおススメします。
(4) 招待客に合わせた贈り分け
最近は年齢や性別、友人か親族かで引き出物を贈り分けるケースが多いかと思います。実際私もそうしました。
自分と同年代の友人たちや会社関係の方、年配の方、と主に年齢、それから家族構成などを考慮して2種類の引き出物を贈り分けることにしました。
全員にそれぞれ違ったものをと細かく分けると大変かもしれませんが、2,3種類で贈り分けをするには手間もかからないし、悩みも軽減されたので贈り分けをしてよかったです。
ただあまりにも大きさや形状の違うものを選ん でしまうと明らかに贈り分けをしていることがわかってしまうのでその点には注意しました。
(5) ゲストを一番に考えること
引き出物はドレスやお花を選ぶのとは違い、参列者の方に喜んでもらいたいというおもてなしの気持ちを大事に選ぶものだと思います。
贈る相手のことを考えれば、でかでかと二人の顔写真の入った重いお皿などあまりに非常識なものは贈れないはず。 それ以上は悩みはじめればきりがありません
。一生懸命おもてなしの気持ちで品物を選ぶ、もうそれが私の精一杯と思うようにするしかないのではないでしょうか。 悩みすぎずに結婚式の準備をすすめていきましょう!