離乳食はいつから?他の子どもと開始時期を比べると確実にマイナスになる理由

beach-602484_640
f離乳食の開始時期は一般的には生後5~6カ月頃から始めましょうという感じになっています。「感じ」と書きました通り、絶対に始めなくていけませんってことはありません。

例えば、もっと早くに果汁など飲ませている場合もありますし、半年過ぎても母乳だけのケースも十分あることで、全員が同時期にスタートではないです。

赤ちゃんのことを一番わかっているのはいつもそばでお世話をしているママやパパ、家族の方です。「誰かに言われたから始めなきゃ」と迷っている方に少しでも参考になればと思うことを書いていきたいと思います。

開始時期が早いか遅いかで悩む理由

離乳食の開始時期を迷うのは理由があると思います。

早い場合

例えば、おばあちゃんが孫可愛さに勝手に果汁とかアイスクリームとか与えてしまうことがあります。文句を言いますと「昔はこうだった」「あなたもそれで育った」だの反論されたりします。

しかし、赤ちゃんの様子を見ていても確かに何ともないし美味しそうにしているし、やっぱり早い方がいいのかななんて迷ったりしてしまいます。

迷う理由は「答えがない」から

ですが育児方法は「10年前のことはもう古い」なんて言われてしまうこともあります。実際私の言うことも古い部分があるのかも・・・なんて思いつつ書いている次第です。

本題に戻りますと、早くから離乳食を与えると、アトピーとアレルギーの心配がありますよね。おばあちゃん世代が子育てした頃と現代ではアトピーやアレルギーの症状があった赤ちゃんの数は違うと思います。

ですから、食べるからと言って早めに始めていいものかと悩まれる方が多いと思います。

遅い場合

一方、開始時期が遅いのも、栄養不足になるという心配があります。特に言われるのが、母乳に栄養がなくなる、鉄分が母子共に不足するということではないでしょうか。

私は子どもが3歳を過ぎても母乳をあげていました。もちろん、普通に3食食べている上で「心の栄養」としてあげていただけですが、確かに夏頃にクラクラする貧血症状に悩まされたことがあります。

その時は鉄分のジュースを楽天のショップから取り寄せて飲んでいました。娘もおやつ代わりに飲みたがるのであげました。

貧血というのは軽いと自覚症状があまりないので、普通に生活できてしまいます。なので厄介な一面があります。気がつかない間にどんどん貧血状態が進むからです。

鉄分というのは日々の食事で補ったところで、運動すればするほど消費していくものですからね。

ハイハイしたりつかまり立ちしたり、歩きだしたり、赤ちゃんの動きって激しいです。栄養不足のことを考えると離乳食の開始時期が遅いのは不安と迷う場合もあるでしょうね。

結局どうしたらいいのか?

離乳食開始時期、結局早くても遅くてもそれぞれに心配な点があるというわけで迷うということなんですよね。

じゃあどうするかということなんですけど、やっぱり周りの意見で流されるのではなく赤ちゃんの様子を見て合わせていくというのがベストだと思うのです。

よく言われるように、食べ物に興味を示す、よだれをたらす、おすわりができるようになるというのはあくまでも「開始する目安」ぐらいにとらえておいて気楽に取り組む方がいいのではないでしょうか。

少々乱暴な言い方かもしれませんが、一カ月早かろうが、遅かろうが・・・小学生になったらみんな給食同じように食べてます。

他とは比べられないもの

そもそも母乳の出る量だって人それぞれです。6カ月でも沢山出る人もいれば、3カ月ぐらいで量が減ったからミルクを足すという人もいます。離乳食だって、好きで進んで食べる子もいれば母乳やミルクの方が好きで受け付けるのが遅い子もいて当たり前です。

私自身は生後5カ月頃は母乳育児が軌道にのって一番出ていた時期でした。なので母乳で栄養がとれているから離乳食はそんなに焦らなかったです。

悩みすぎないことが全て

最後に私が娘が赤ちゃんの頃お世話になった小児科のおじいちゃん先生の言葉をお伝えしたいと思います。発育測定で言われたことです。

「2人いて比べたら必ずどちらかが一番でどちらかが二番になるのは当たり前。」

初めての育児は何事も不安になりがちですけど早い、遅いって気にしても仕方ないってことを教えてもらったと思っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする