母乳が出ない人必見!マタニティヨガに期待できる6つの対処法

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女性は出産という大仕事を終えると、次は育児のスタートとなります。完全母乳、ミルクのみ、混合、と授乳方法は皆さん異なると思いますが、出来ることなら赤ちゃんにより多くの栄養を届ける為にも母乳を優先して与えたいものですよね。

しかし、母乳は誰もが自然に出てくる訳ではなく、マッサージなどをしてやっと母乳が出るようになる方、何もしなくてもたくさん母乳が出る方、様々な方法を試してもなかなか母乳が出ない方と個人差があるものです。

今回はそんな母乳がなかなか出なくて悩んでいるママさんに少しでも参考になるよう、原因やマタニティヨガを通して出来るアドバイスを紹介していきたいと思います。

母乳が出ない原因とは?!

母乳が出ない原因として、赤ちゃん側と母体側の両方に原因が考えられています。

赤ちゃんの吸う力

赤ちゃん側の原因としては、産まれて間も無い赤ちゃんは、おっぱいを吸う事に慣れていません。そのため上手く吸う事が出来ず、それが原因で乳首への刺激が足りないことから、母乳の分泌へとなかなか繋がらなくなる可能性が出てきます。

母乳はおっぱいを吸われ、乳首が刺激される事により、母乳の分泌がどんどん始まっていきます。

血行不良、ストレス

ママの身体のストレスも大きな原因です。

  • 身体を冷やしている
  • 首や肩が凝っている
  • 極度のストレスや悩みを抱えている

これらが当てはまると、血行促進が悪くなり、母乳の出を妨げる原因ともなります。身体を冷やさないようにする事、適度なストレッチ、ストレスや悩みを溜め込まない事が大切ですね。

鉄分不足、水分不足

母乳の要素は主に血液になります。血液は直接的に鉄分や水分へと繋がる為、この2つが不足していればもちろん母乳の出も悪くなってしまいます。水分補給をこまめに行い、鉄分は食事やサプリからきちんと摂取する事が必要です。

乳腺炎

母乳が詰まってしまう事で細菌感染し、炎症を起こすのが乳腺炎です。乳腺炎にかかると、母乳の出が悪くなります。乳房や乳首に痛みを感じる為上手く授乳出来なくなり、更に母乳の出が悪くなるという悪循環にも陥りやすいです。

母乳を出すために取り入れたい5つのこと

努力次第で母乳の出を良くしたり、全く出なかった母乳を少しずつ出す事も可能です。母乳を出し易くする為にはどのような事を行えば良いのでしょうか。

身体を温める

血行不良や冷えは母乳の大敵です。入浴の際などはシャワーで済ませず、湯船にしっかり浸かり、身体を温めましょう。そのためには腹巻きや靴下などで常時身体を冷やさない服装を心がけましょう。身体を温めて血の巡りを良くする事が、母乳の出に繋がります。

食生活の改善

貧血を予防するほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜や、牛肉を多く摂取しましょう。水分補給の際は常温の水や、ミネラル麦茶、ハーブティーなど、母乳の出を良くすると言われている物を選ぶと良いと思います。

ストレスの発散

初めての育児でわからない事も多く、ストレスも溜まりがちな状態だと思います。そんな時は買い物がてら散歩に出掛けたり、赤ちゃんとお昼寝をしたりとストレスをなるべく避け、溜め込まないようにしましょう。

乳房のマッサージ

産婦人科医や助産師さんにマッサージ方法を聞いて、母乳の出をよくする為のマッサージを行います。これだけで驚くほど母乳の出が良くなる方も多いです。乳腺炎などが原因で母乳が出ず、症状が酷い方は母乳外来で専門家のマッサージを受けると良いでしょう。

赤ちゃんに吸ってもらう

これはとても大切です。赤ちゃんがおっぱいを吸う練習にもなれば、刺激を受けた乳房が母乳を出そうと働きかけるからです。母乳が出ていないと感じても、ひたすら吸わせましょう。

適度な刺激が一番効果的

母乳は初乳が最も栄養豊富で赤ちゃんに与えたいものです。なかなか母乳が出にくい方も、ひたすら赤ちゃんに吸ってもらう事が1番の出が良くなる秘訣だと思います。

その前提として、しっかりと母乳が出る状態を作っておきましょう。定期的なマタニティヨガで身体を動かすことで、母乳をスムーズに出すことが出来ます。

母乳が少しでも出るためには身体作りは必須です。母乳育児を目指せるように頑張りましょう!

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