育児が始まったママには、完全母乳育児の方や、混合の方、完全ミルクの方がいると思います。
しかし、ミルクの際にはデリケートな赤ちゃんの為に哺乳瓶を消毒しなければなりません。消毒はいつまで必要なのか、またオススメの消毒法についてを紹介させていただきます。
現在育児に奮闘中のママさんの参考になれれば幸いです。
哺乳瓶の消毒はいつまで?
まず、赤ちゃんは細菌に対する免疫力や抵抗力がとても弱い為、哺乳瓶の消毒は赤ちゃんの健康や命を守る為にも必ず必要なものとなります。面倒臭がらずに、赤ちゃんの為にしっかり消毒を行う事が大切と言えます。
赤ちゃんが飲んでいるミルクは温かく、栄養満点な為、乳首や哺乳瓶に菌が繁殖し易いのです。
万全を期するには哺乳瓶を使用している期間は消毒を続ける事が理想ですが、平均的には免疫力が向上してくる4ヶ月位までは哺乳瓶の消毒が大切な時期だと言われています。4ヶ月で消毒をやめた際は、菌の繁殖し易い夏場や雨季だけでも消毒してあげると安心です。
消毒の頻度としては使用後毎に行いましょう。一度使用した哺乳瓶は菌も繁殖し易い為、洗剤で洗ってから消毒するのが一般的です。ちなみに私は菌の繁殖が心配だった為、新生児期から哺乳瓶を卒業する卒乳までの期間、哺乳瓶を使用する度に必ず消毒を行っていました
哺乳瓶の消毒法
消毒方法はいくつかありますが、どれも消毒法を間違えずきちんと行えば高確率の殺菌効果を発揮してくれます。私が行っていた消毒法は産院でも使用されていたりと有名な、ミルトンを使った薬剤消毒ですが、他の消毒法についても紹介していきます。
煮沸消毒
哺乳瓶や乳首が入る大きさの鍋にたっぷりのお湯を沸かし熱湯にします。そこへ哺乳瓶や乳首など消毒したい物を投入して5分ほど煮沸消毒を行います。
煮沸消毒は、いつでも家庭にあるもので行える消毒法な為オススメです。熱湯消毒により高い殺菌効果を期待できるでしょう。
電子レンジ消毒
電子レンジ消毒用の専用ケースに水を加え、そこに哺乳瓶や乳首などの消毒したい物を並べます。数分電子レンジで温めることで、高温スチームが出来上がり、菌を殺菌してくれます。
電子レンジ消毒用のケースは、哺乳瓶を保管する際などにも使用できる為便利です。こちらも熱消毒になる為高い殺菌効果を発揮してくれるでしょう。
薬剤消毒
最後は私自身が行っていた薬剤消毒法です。次亜塩素酸ナトリウムを主な成分とした薬液と水をケースに入れて、消毒したい哺乳瓶などを1時間ほど漬けて消毒する方法です。
薬液の匂いも多少ありますが、しっかり殺菌してくれる!と実感させるような匂いの為私はあまり気になりませんでした。薬剤消毒法は簡単で手間もかからず、高い殺菌効果を得られる為、この消毒法を実践している方が多いです。
やりやすい消毒法を試してみよう
この3種類の消毒法を紹介しましたが、効果は正しく行えば全て高確率で殺菌効果を発揮する為、自分に合う消毒法を見つけるのが1番でしょう。
私がミルトンで薬剤消毒を行っていた理由としては、やはり消毒法として有名なので安心できたと言う点や、育児に追われている日々でも簡単に行える消毒法という点となります。
まとめ
様々な消毒法がありますが、消毒前に行う哺乳瓶や乳首の洗い方にも注意が必要です。哺乳瓶や乳首の溝にはミルクのカスが溜まりやすく、そこから雑菌や細菌が繁殖していくので、哺乳瓶と乳首専用のスポンジなどを使用して丁寧に洗って下さい。
洗剤も普通の物でも可能ですが、赤ちゃん用の低刺激タイプの物だとより安心できます。いずれにしてもすすぎをしっかり行う事が大切です。どの消毒法にしてもきちんと正しい消毒を行い、赤ちゃんの健康や命、細菌に対するリスクを減らして守っていきたいものですね。