お腹にいる赤ちゃんは徐々に聴力も発達してきて、外観の音を聞き分けられるように成長していきます。
胎教と言う言葉を耳にする機会もあると思いますが、お腹の赤ちゃんに聞かせる音楽など、どういう物が良いのでしょうか。また、胎教により得られる効果はあるのでしょうか。
実体験を交えて解説していきたいと思います。
胎教はいつから?
基本的には早ければ早いほど良いと言われています。しかし、赤ちゃんの聴力が発達してくるのは安定期に入る5ヶ月位からなので、時期はあまり気にせず赤ちゃんに聞かせたい音楽や絵本を見つけた時など、きっかけが出来た際に胎教を始めると良いでしょう。
胎教の種類
胎教は音楽を聞くというだけでなく、絵本を読んだり、お腹に向かって話しかける事も胎教と言われています。胎教の種類や詳しい胎教の方法について見ていきましょう。
音楽鑑賞
モーツァルトやバッハなどのクラシック音楽、オルゴールは脳を活性化させる効果もあると言われています。また、クラシック音楽には身体をリラックスさせる効果もある為、妊婦さんにはオススメ出来る音楽です。
クラシックだけに囚われず、自分の好きな曲を聞く事も胎教にはとても良いと言われています。ママ自身が耳にして聞いた音楽からリラックス効果や楽しい気持ちになる事により、それがしっかり赤ちゃんにも伝わる為です。
話しかけや絵本の読み聞かせ
意味あるの?と思われがちですが、私達が思っている以上に聴力は発達しており、赤ちゃんは外界の音や声を聞いています。
ママが読んでて楽しいと思える絵本など読み聞かせてあげるのも効果的です。またお腹の赤ちゃんは「チャポン」や「チャプチャプ」と水温を表現した音を好む傾向があるようなので、このような擬音のある絵本を選ぶのも良いでしょう。
お腹への話しかけは頻繁に行う事により、赤ちゃんが産まれてからもママの声を聞き分ける事が出来るようになるのです。お腹の中にいるとは言え、しっかりママの声を聞いているので時々話しかけてあげる事も大切です。
お腹を撫でる
耳から入る情報だけでなく、お腹を撫でたりと赤ちゃんとコミュニケーションを図ることも胎教の1つです。
ママの手の温まりが赤ちゃんにまできちん届く為、赤ちゃんはそのママの温もりを忘れず、覚えたまま産まれて来ます。お腹の中で聞いたこと、感じたことは記憶として刻まれて外界に出てからも覚えているというわけです。
胎教による効果は?!
科学的に証明されている訳でなく、確実な根拠は無いのですが、胎教がお腹の赤ちゃんの脳を刺激する事により、好奇心旺盛な子に育つ、育てやすい子が産まれ る、優秀な子に育つと言った事が挙げられています。
実際に胎教を行っていた方が、手のかからない子が産まれたと報告している実例もあります。
他にはママがリラックス出来る音楽を聴くことにより、お腹の赤ちゃんもリラックスして心地よい環境でいる事が出来るでしょう。妊娠中によく聞いていた音楽は産まれた子も好むと言うケースもあるそうです。
私は自分がピアノが得意な為、好きな曲を妊娠中によく弾いていたのですが、産まれてからも時々弾いていた所現在2歳の娘が、「この曲知ってる!ママのお腹 で寝んねしてる時に聞いてた!」と言われる不思議な経験をした事があります。
やはり生前の記憶を記録して産まれて来るのかなぁと感心してしまいました。
まとめ
胎教と言ってもクラシック音楽、オルゴールなどにこだわらず、ママの好きな曲、聞いていて心地よい曲を赤ちゃんにも聞かせてあげる事が一番です。ディズ ニーやジブリなどの音楽も良いとされているので、是非胎教に試してみて下さい。
ママと赤ちゃんは一心同体の為、ママが聞いていて心地よい曲は赤ちゃんに とっても心地よい音楽だという事です。
音楽以外にもお腹への語りかけやお腹を撫でる事で、お腹の赤ちゃんとのコミュニケーションを図るのもとても良い事です。現在妊娠中のママさんは是非実践してみて下さい。